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第1回 《 兄弟喧嘩その1 》

〇 対象 幼児さんから小学校低学年までの子

みなさんこんにちは!
現役カウンセラーが育児に役立つ情報を無料で発信するブログ、『 水野優子の子育て事典 』です!
本日のテーマは《兄弟喧嘩》。
とつぜん勃発する兄弟姉妹間の争い…どう対処すればよいのかわからず、頭を抱えてしまうという方も多いのではないでしょうか?^^;
今回はそんな兄弟喧嘩の対処法について解説していきたいと思います!


兄弟喧嘩に対処する際は、以下の5つに気を付けなくてはいけません。

S  スタンス 

・ 喧嘩に意味を持たせない

P  ポイント

・ 叱られる子に恥をかかさない
・ 悪者に仕立てあげない
・ 無理に動かそうとしない
・ 裁判官にならない
・ 助長させない
・ 無関心ではなく見守る

T  テクニック

・ 驚きと褒め言葉はセット

E  エッセンシャル

・ 伝えたいときにどんな伝え方をするといいかを具体的なセリフと表現方法を実際にやってみせて教える
・ まずい言い方の結果とベストな言い方の効果を伝える

Aアクション 



” A アクション ” についてですが、みなさんは兄弟喧嘩のときどんなふうに対処していますか?

兄弟喧嘩の対処と言っても兄弟喧嘩の度合いにも内容によっても違いますよね!
そこで、状況によって4つに分類してみましょう!

① 小競り合い
② どちらかが泣く
③ 言いつけに来た
④ どちらかが叩いた



① の小競り合いの時は基本的に放っておきます。うるさくてもガマンガマンです。

顔の表情は優しい顔。目をほんの少しだけ緩ませ、口を閉じて口角をあげます。

怒った顔も不機嫌な顔も、悲しい顔も不安な顔もしない。そしてニコニコ笑顔をみせないこと。

とっても可愛いこどもたちだけど“可愛い”が溢れすぎて嬉しそうな顔にならないこと。

目を緩ませすぎ、歯を見せて優しい顔をすると笑顔のようにみえることが・・。

ここで笑顔になってしまうと、『喧嘩をすると注意が惹ける』という学習につながります。

こどもは良くも悪くも“ 親の期待に沿おう ”とします。『喜んでいる』と解釈するんですね。

おかあさんがだぁいすきだからです。

優しい顔だけど、Sの “ 喧嘩に意味を持たせない ” ことが大事です。

『放っておく』にも意味があります。これから人間関係で言い合いをすることがたくさん出てきます。

言い合いの経験をたくさん積ませて慣れさせます。また、その言い合いを収められるように鍛える意味合いもあります。言い合いは『放っておく』けれど『ほったらかし』にはしません。

ちゃあんとお茶碗洗いながらでも掃除機かけながらでもテレビを見ながらでもお菓子を食べながらでも、

聞き耳を立てて聞いておきます。基本的に割り込みませんが悪口や汚い言葉遣いをした時だけ、声をかけるか注意をします。

例えば 「やめろ!」 と強い言い方で命令口調をしていたら、まず、そばに行って横に座って耳元に近づいて、 「“やーめーて”、は?」 と少し明るめの声で優しく言います。

このとき横につきながらも必ずその子の目を優しい目で見つめています。ずっとです。

待ちながらときどき 「やーめーて」 のお手本を言ってみてこどもが言い直さなければ、 「“やーめーて”って言うよ」 と優しい言い方で少し真面目な感じでトーンを落として促します。

繰り返し繰り返し 「“やーめーて”」 のお手本を言います。少しずつトーンを落として真面目な声にしていき、促します。

それでも言わなければ 「そっかぁ。うーん・・どうしようかな?」 とその子に言い、優しい顔をみせてから、言われた相手のほうに向いて 「ちょっと向こうで遊んでくれる?」 と声をかけて、相手の子が離れたところへ行ってくれるならその子に「ありがとうね。いい子ね。優しいね。」と声をかけます。

相手の子が離れたところへ行こうとしたとき、 「ちょっと待ってちょっと待って」 と特別感込めて呼び止めて 「ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅー 」っと音を声で言って抱きしめて 「ありがとうね。待っててね、すぐに呼ぶからね」 と小さな声で言ってできるだけ離れていて少し見えない所で遊んでもらえるように方向を指さし手振りで促します。

なぜ、本人を移動させずに相手の子にその場を離れてもらうことがベストなのか?それは、拗ねているときに体を動かそうとすると大きな抵抗のきっかけを作るからです。

爆発して手を強く降ったり、体で怒りを表現してゆすったり、うわぁ~んと大きな声で泣きだしたり・・。不満を体で表現すること自体が良くないことなのではないですが気持ちをむやみに高ぶらせてしまう結果になることもありますし、なにより本題からズレてしまって収めにくくなることとお話しが入りにくくなることをできれば避けたいからです。

さて、相手の子が離れたことを確認したら、今度はキツイ言い方をした子の正面にしゃがんでその子の目線よりほんの少しだけ下からその子の目をみます。優しい表情と目で目を見つめます。

そして、優しい声でお名前を呼びます。 「〇〇くぅん」 と優しい声で言って間をあけます。次に 「どうしたの⤴?」 と少しリズムをつけた調子で軽く聞きます。

ここで少し間を開けます

次に、 「おーしえて?」 とリズムをつけて言います。だんまりだったりしますが、このあたりで頑固な子も泣けてきます。

そのときは 「よしよし。うーん、お利口さん」 と言って抱きしめてあげます。そして、また真正面に戻り、手を握るか、肩を持つか、なでなでしながら、お顔を見て 「やめろ!はやめよっか?やーめーてっていおっか?」 「やめろ!はこわーい言い方。やめろ!って言われたら、悪いことしたってわかっていてもすごい嫌な気持ちになってやめたくなくなっちゃったり、もっと意地悪したくなっちゃったりしちゃうね。やーめーて、は優しい言い方。優しい言い方すると“わかったよ”“ごーめんね”が言いやすくなるね。」 と大事なことを具体的に教えます。

こどもに伝えたいときにどんな伝え方をするといいかを、具体的なセリフと表現方法を実際にやってみせて教えつつ、まずい言い方の結果とベストな言い方の効果を教えてあげます。

このときにこどもが相手の子の不満や理由を言って来たらすぐに 「うんうん、・・」 と真面目な顔で自分の話している言葉を止めて耳を傾けて下さい。

そして全部聞ききったあと、「そうかぁ。 」と溜めてうなずいて 「〇君はそれでどうしたの?」 と聞きます。

仮に、 「最初は我慢してた」 「最初はやめてって言った」 などということだったら、 「そう!!偉いねぇ!?我慢したんだね!」 「やめてって最初は言ってたんだね!!それは偉いわ!!」 ととっても驚いてあげます。

驚きと褒め言葉はセットです。褒めるところをみつけて、たくさん褒めて、褒めれるところの拾いこぼしはしないようにして 「じゃあ、□□君(相手の子)を呼びに行こうか?」 と笑顔で声をかけて、

そのあとに例えば 「“僕のおもちゃ、持っていくのやーめて”っていおっか?」 と笑顔で言い、実践させます。

このとき、「うん」とうなずけれたら絶対褒めます。ですがうなずくことができなくても問題なしです。

「やーめて」が言えたら 「あー二人ともいいこ!! 」と言っていっぺんに抱きしめます。

言えなかったら 「ふんふん」 と鼻息で促したり、一緒に声をそろえる感じをリードして 「ぼくの、おもちゃ、もっていくの、やーめーて」 と言います。そして二人ともをいい子をします。

そしてしばらく(7分~10分程度)一緒に仲間になって遊んであげて二人が仲良く遊びだして安定したら「洗濯物入れてくるね」などといってその場を離れます。

” A  アクション ”の ②  どちらかが泣いた場合は、事項に続きます。

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