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第10回  不登校(引きこもり)になっても復活できる子

不登校にとどまる子の周囲の大人はこどもが変わる必要があると思っていることが多いです。

反対に不登校になっても復活できる子の周囲の大人は自分が変わることに労力を惜しまないことが多いです。

不登校になる前の、あるいは不登校でも好ましくない声掛けは、

親が社会のルールのように勝手に許可する意味での「行きたくなかったら行かなくてもいいよ」

一緒に考えることを面倒に思い責任放棄する形での「したくなかったらしなくていいよ(好きにしたらいいよ)」

将来のリスクと向き合わない無責任さからの「勉強なんてしなくていいよ」

自分がいつまでも世話ができると(生きていると)思い込み、子をこどものままにしておきたい自分自身の甘やかしからのいつまでも子を支配下に置く甘やかしからの「行きたくなったら行ったらいいよ」

後先考えない交換条件でその場をしのぐ、手っ取り早さを重視した形の「〇〇してあげるから〇〇しなさい」

こどもの未来を考えることよりも自分の心の痛みと不安と向き合うことを避けて自分の心の保護・自分の体裁を優先した場合での「学校に行かなくても死にゃしない」

日常生活での、あるいは不登校の場合のケースバイケースでの必要な声掛けは、

時間は守るよ

約束は守るよ

ダメなことはダメ

挨拶はちゃんとするよ

やるべきことはやるよ

人が人生を豊かに生きていくためにはこどもの頃にたくさんの愛情を注いでもらい、

安心感を与えられ、たっぷり遊んだ経験が必要です。ですが社会に触れ、親が付き添えない集団生活に入るころになると問題が現れてきてそれだけでは不十分だったことが明らかになってきます。

責任感や社会のルールをちゃんとしつけてもらってきたこどもは不登校になっても、親がしっかり愛情を注ぎ、不登校のきっかけとなった問題をある程度、おとなたちが協力し合い、環境がいびつであった場合にはその環境をある程度整え改善を試み、親が適切なかかわり方をすれば、早い子で1日、時間がかかる子でも数週間で動きがあり、数カ月で復活します。

ですがペットのように可愛がり、自己満足の甘やかしを繰り返す過保護、恋人のようにべったりで捨てられないためにこどもの言いなり服従、召使い、あるいはまったくこどもに無関心でなんにもしつけをしないほったらかし(親は自分は放任主義なのだと勘違いしている)でこどもを育てると、こどもは世界は自分中心で回っているような考え方と生き方しかできないようになるために思い通りにならない自分以外の人間、ルールやモラルがある社会に対し、非常に高いストレスを感じ、さらに恨みや憎しみを感じるようになります。

あるいは同年齢のこどもよりも精神年齢が低く、自分で年齢相応にできることをほとんどさせてもらってきていない分、自分ひとりでできることや自分で考えること、状況判断、自主的に行動することが難しく、ひとと協調することやひとの気持ちを察することが苦手なために人といることに過度に疲れやすくなります。

どちらの子も恥をかくことや失敗経験が多くなり、自尊心がどんどん低下して人前に出ることが怖くなってしまいます。

そして「一人のほうが楽」「家にいたほうが楽」という結論となり、不登校や引きこもりに行きつき、とどまることになります。

幼い頃から時間をかけて身につけてきたわがままで自己中心的、自分勝手といった性格は大きくなってからなかなか直せるものではなく、直そうとするならば本人も周りも相当な労力を要します。

◎学校復帰(社会復帰)のコツは学校(仕事)に行っているのと同じようなタイムスケジュールで生活させること。

学校(職場)でできないことは家でもさせないこと。

◎不登校(引きこもり)にさせないためには

自分の部屋でネットやテレビを使用させないこと

リビングでの使用時間を時間数ではなく、『〇時から〇時まで可』と決めておくこと

不登校(引きこもり)のときには自分のことは自分でさせる事(自宅で学校と同じ生活をしているなら少し緩和してもおっけー)例・自分の洗濯、自分のご飯の支度・自分の使ったものの片付け

例 小学生 行き渋り(不登校)があるとき

前日の夕方からが勝負!!

1・前日の夕方からニコニコママを務め、夜はしっかり楽しく一緒に遊び、いつもよりも30分以上早く寝る。

睡眠時間を重視しているわけではなく、心地よく眠りにつき、いい夢を見られることが目的なのでお布団に入っているなら充分。無理やり眠らせようと焦らない。

2・ひとしきりじゃれてくるのにも付き合う。

3・いよいよ眠りにつく前にこどもが選んだ目覚まし時計をこども自身にセットさせる。いつもより30分早くセット。

4・「明日は何分に起きるんだったかな~?」と茶目っ気たっぷりで聞いてこどもに言わせ、「そう!偉い!〇分だね?!よし!じゃあ、お休み~!ぐうぐうぐう」と言って寝る。楽しければいいので絵本を無理やり読む必要なし。

5・朝目覚ましが鳴っていても止めずに放っておく。

6・こどもが止めたらすかさず間髪入れずに「えらい!!!おはよう~!!」と言って、体をガサガサゆすり、

「おっはようございま~す!!」とほっぺを両手で挟む。あったかいので気持ちいい。手が冷たくても問題ない。

「あーちゅべたいちゅ下手い!」と言ってちょける。少々こども返りも最初はオッケー!

7・いっちに~いっちに~と一緒にノリでリズムに乗って支度。

絶対怒らない・絶対に焦らない。全部褒める。時間に間に合わなくても今は気にしないが、

言葉では「お~こんな時間だ!いっそげいっそげ!」と楽しく動き、遊びにしてしまう。

8・「トイレは?」「もっと食べなきゃ!」など言わない。したくなったらする。食べたかったら食べるし、今の時代、栄養不足になんてならない。どうしても気になるならプリンなど食べやすく好きなものを用意しておくが「〇〇あるよ?」としか聞かない。聞くのは一回。いらないといわれたらあっさり引く。

9・「さぁ!いくぞ~!いってらしゃ~い!」とノリで送り出す。または「さぁ出発だ~!」と一緒に歩いて学校に行く。

10・校門でさよなら。協力してもらえるなら先生にさりげなく校門で用事をしているふりをしていてもらう。

たまたま会ったかのように「あっ!せんせい!おはようございまーす!」といってこどもを渡し、さっさと帰る。いつまでも手を振ったり、みていたりしない。サッと消える。先生にはこどものいないところで事前に丁寧にお願いして打ち合わせをしておく。お礼もしっかり言っておく。先生を大事にする。

※こどもの前でこどものことでのあいさつやこどものことを話さない!!

11・こどもが家に帰ってきたら元気よく「おかえり~!!」と嬉しそうに迎え入れ、普通に楽しく過ごす。

絶対に「今日どうだった?」などと聞かない。一切聞いてはいけない。

話してきたときだけ、「そう。そうなんだぁ」とあいづちをする。“あなたのお話を聞くのはとても楽しい”の非言語的表現をする。こども8割親2割の割合でおはなしする。親は「聴く」に徹する。

※アドバイスしない・いい言葉を言おうとしない・いい人になろうとしない・批判しない・否定しない・話に出てきた相手を非難しない、相手をかばわない・先生の悪口を絶対に言わない・「先生に言っとくね」を言わない

☆ちょっとしたアイデア 

寝る前に一緒にストレッチをして楽しむ

朝ラジオ体操をする

あくまでも遊び感覚で。途中でプロレスごっこになっても大歓迎。

運動することが目的ではない。一緒に楽しむ、一緒に遊ぶが目的。

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