第18回 人生を支配する人生脚本とは 無意識に自分を縛るもの
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人生脚本とは、どう生きるか、何を求めていくかであり、
不幸せな私の脚本・人生のプランを持っていたら、
親や生まれ育った環境が人生脚本を構成します。
「あ-、またやってしまった。」と自分の人生の中で宿命・
一つの「テーマ」のようになっていて、
「私はいつでも、もう少しの所で失敗する。」「私はいつも、
「私はいつも、ほんとに好きな人からは愛されない。」「私は、
「誰も私のことを理解なんかできない、私は孤独だ」などは人がと
無心に一方通行の道路を走っているようなイメージです。
脚本は自覚されていません。
「自分は人生をこう生きる」
これを「幼児決断」といいます。
幼児決断のあと中学生くらいまでそのシナリオの確認作業をして人
人格は12・3歳でできあがります。
例えば、
「世の中は怖いところだ、誰も信じてはいけない」
親が非常に忙しいという家庭に育ち、
「自分は健康であってはいけない」という“決断”
普段、会話がなかったり、険悪な両親が
自分が失敗したときにはふたりが「おっちょこちょいだね」
何かあるたびにドジをして「ダメな子」
アダルトチルドレンのピエロ【道化師】ですね。
こうした人が大人になると、周囲の人間から「○○
自分でも「私はおっちょこちょいだから、あはは」
禁止令と言うものがあります
第一度の禁止令は一般的な普通のもの
優しく、思いやりと心配を表現した「
第二どの禁止令は親の不都合によるもの。
悪かったテストを父親にみせると不機嫌になるからと『
ラブシーンのあるドラマを見ていて恥ずかしいから『
第三度の禁止令は
こどもは元気でのびのびと遊びなさいと言っている親なのに、
母親が病気になったときなどに、
禁止令には、13個あります。
「~するな」と、いうメッセージで、言語的に限らず、
①『存在するな』は、 たとえば、幼い頃に両親と死に別れ、
言葉では「早くしっかりと自立をして、
ある場合には態度や表情や行動で、また、あるときには言葉で、「
すると、子供は「自分は邪魔者なんだ、ここに(この世に)
こういう強い禁止令を受け続けて、
時として、“自分の人生を閉じる”といった破壊的な結末の人生脚
②『健康であるな』 子供時代に“喘息”などで体が弱かったひとによく見られます。
親は、言葉では「からだが弱いんだから、早く元気になって……」
子供がからだの調子が良く、何かをやろうとすると、「
いつの間にか、子供は「自分は病気でからだが弱いんだ!」
また、いつもは仕事で忙しい両親も、子供に発作が出ると、
すると、ストレスを感じたり、愛情が欲しくなると発作が出る、
③『感じるように感じてはダメ!』は
厳しい両親に、絶えず「それくらいの怪我で泣くな!
「自分が感じたことを、口に出してはいけない」「
④『自分で考えてはダメ!』、『成長してはダメ!』、『
過保護、過干渉によく見られます。
「さあ、……しましょうね!」 「ああしなさい、こうしなさい!」に始まり、
「まあ、こんなやりかたをして、お母さんに貸しなさい、 やってあげるから!」、
「あなたはまだこどもだから」「だから言ったのに」
そして子供も、反発せずに、素直に従っているような時には、
あなたは自分で自分の人生をコントロールできていますか?
みえない何かに支配されてはいませんか?
またお話しに来てください。
誰にもわかってもらえなかった、
誰にも話せなかった苦しい人生を勝利者の脚本に書き換えられるか