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第22回  こどもが親に命令口調で話すのは放っておいていい?

みなさんこんにちは!

先日、こんなご相談がありました。

『パパにこどもが「パパ、あっち行け!」と命令するんです・・。』と。

小さい子がすることだからと思われる方も多いですが

ニコニコ笑ってすませているとだんだん困ったことに。

こどもが生意気な口調をしたりするとそれもまたなんとも可愛く見えてしまいますが、

パパやママに命令口調でいうのは「あっちへ行け!」の言葉だけではないはず。

それを放っておいてしまうとますますエスカレートして傲慢になったり、

横柄になったり、自分勝手で我儘な子になってしまったり・・。

人格形成に悪影響が出てしまいます。

どんな理由があっても真面目な目でみつめ、落ち着いた声で注意することをお勧めします。

言われたら「そういう言い方をしないで。どうしてあっちに言って欲しいの?」と言って下さい。

納得できる理由、例えば、パパに内緒でプレゼントを作りたかったなどであれば

「わかった。じゃあ、優しく“パパ、今から内緒にしたいことをするから少しだけあっちに行っててくれる?”ってお願いして。

“あっち行け!(ちょっとだけ大げさに真似をする)”って言う言い方をされるとパパ、とっても悲しくなっちゃうよ?」

と言って胸を押さえるなど悲しい仕草をしてみせます。

そして「よし、じゃあパパにお願いして」ともう一度やり直しをさせて下さい。

この時の理由が

「パパが嫌いだから」と言われたら

「パパは“嫌いだからあっち行け”って言われたらすごく悲しくなるよ。

パパは行きません。」ときっぱり言って、

とりあえず、そのまま。

なぜそのままか。

「嫌い」というような言葉が出てくるということは、

親子関係やその子への関わり方、子どもの目に映るパパとママの関係、

しつけの在り方をまず見直し修正していく必要があるからです。

今の関係性ではこどもが意地になってしまうばかりで素直に反省できません。

ですから時間を置きます。

そして少し時間が経ってからこどもを呼んで

「さっき、“あっち行け!”っていう言い方をパパにしたでしょ?

あんな言い方をしちゃいけない。言われた人はとっても傷付くんだよ?

パパにちゃあんと謝って」

と少し真面目な顔ででもちょっとだけ優しめな声で促します。

「ごめんね、は?」と言う感じです。

みている周りの大人の対応もとても大事です。

いつもパパに不満や愚痴がいっぱい溜まっているママは

こどもが自分の味方で、

自分の代わりにパパに制裁を与えてくれている気がして

まんざらでもないかもしれませんが

それは夫婦の問題で、こどもを巻き込んではいけません。

親のエゴから子どもの人生を台無しにしてしまいます。

ママがいつもこども優先でパパをないがしろにしていて、

パパがこどもを注意するとママがこどもの味方をしてパパに怒るから、

結局、パパよりこどものほうが立場が強くなりパパに威厳がなくなります。

いつのまにかこどもは

“ママを丸め込むのはチョー簡単。

ママにさえゴマをすっておけばなぁんでも思い通りになる”

と思いこみ、「あれして。これして。」と親をこき使うようになり、

ママは御付きの者で子どもは怖いもの知らず、親はこどもの支配下、召使。

家庭は子どもの天下に。

すると家では何でも自分の思い通りになるのに、

一歩、親から離れれば、

主張を引かなくてはいけないことや我慢しなくちゃいけないこと、不自由なことも多く、友達(人)といることが苦痛に感じやすくなります。

合わせたくても相手を気遣う言葉遣いや態度が自然に出てこずに、

どう振る舞っていいのかわからなくてこども自身も辛い思いをします。

協調性が持てず、ストレス耐性が弱いことが原因で不登校になったり、

友達の気持ちに鈍感でいじめになっていることに気づかなかったり、

“自由”“ありのままでいい”の解釈をはき違えた、

自制心のない暴走をしてしまうこともあります。

欲望の抑制力、行動の精神的ブレーキとなるのが親の持つ父性からの教え。

家庭での父性の存在。母親だって与えられます。

人は母性と父性の両方を持っているのですから。

でもその父性を与えられないまま、身体だけ成長するから

精神的にはいつまでも幼いままの裸の王様にとどまってしまうというわけです。

夫婦喧嘩するなら子どものいないところでがっつりと。

子どもの前では

「パパ(人)にそんな言い方をしちゃだめ!」とピシャリと叱ってあげること。

これはこどもへの贈り物。

愛しているなら叱る。

手を出さずに暴言を吐かずに誰が見てもうなずける叱り方をする。

そのうえで泣き叫ばれるならかまわない。

ご近所さんにご迷惑をかけることが気になってもやむを得ない。

子どもの人生がかかっているから、ご近所さんにはひたすら謝るしかありません。

それも最初の数週間だけです。こどもは必ず変わります。

どんな理由があろうと親はもちろん、人に対して悪い言葉、悪い言葉を使わせてはいけないんです。

礼節を重んじることを教えることはこどもが社会人となったとき苦労しないため。

こどものためです。

ご夫婦仲はこどもの前だけで演じればとりあえず満点ですよ。

後はお好きに。

大竹しのぶさんと明石家さんまさんはご夫婦であった時代(たった4年ではありますけれども・・^^;)も今も、

子どもの前では決して喧嘩もしないし、

離婚するなんて、こどものにちかさんやいまるさんたちは全く思いもしなかったそうです。

参考になさってください。

こどものために大女優と名俳優に成り切っていただくことをお勧めいたします(*^^*)

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