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第26回                  『ガミガミママには子もうんざり?』

「外に遊びに行かないこどもに腹が立って・・」

「長期休みが憂鬱・・」

「こどもの世話をしない旦那と喧嘩が絶えなくて・・・」

こんな声もあります。

そんなとき私は、“そのことがこどもには伝わっていないか”どうかが

とても心配になります。

こどもが、“自分が家にいることによって、親がストレスを感じる”

“自分の存在が原因で、親が喧嘩ばかりする”と思い込むと、

“自分の存在が親に迷惑をかける”“自分はいないほうがいいんだ”

と感じるようになります。

「うざい」「キモイ」「うるさい」「最低」「役立たず」「頭悪いね」

「あっちに行って」「だまれ!」「邪魔!」「あなたはダメな人間」

「産むつもりはなかった」「あなたにお金がかかる」

「そんなだから嫌われる(笑われる)のよ」などの人格や存在を否定される言葉や、

行為や状態に関わらず、ため息をつかれたり、困った顔をされる、

いつも不機嫌そうにされる、世話を嫌がられる、押し付け合いをされる、

一緒にいる時間を避けられる、面倒くさがられる、聞こえないふりや無視をされる、

劣悪な環境に放置される、虐待される、無関心などの表現は、

無条件に存在を否定するメッセージとなってしまいます。

否定的な言葉を浴びせられたり、否定的な表現をされると“嫌な気持ち”になります。

家が居心地の悪い場所であることも、

それと同じように“自分は生まれて来なければよかった”という“嫌な気持ち”を味わうことになります。

“嫌な気持ち”になると、やる気が出なくなる、自分で考えることができなくなる、

自尊心や自己肯定感が持てなくなる、忘れ物や遅刻が多くなる、

集中力が続かなくなる、人の顔色ばかり窺うようになる、

人のいいなりになってばかりになる、善悪の判断が鈍くなる、

怒りっぽくなる、嘘をつくようになる、卑屈になる、

自暴自棄になる、すぐに泣くようになる、非行行為をするようになる、

意地悪になる、いじめをするようになる、いじめられやすくなる、

自虐的・自己破壊的・反抗的・挑発的・暴力的・悲観的になる・・

というようなことが起こってきます。

また、人は、いつも“嫌な気持ち”を与えてくる人には

“嫌な気持ち”の仕返しをしたくなりますし、

いつも“嫌な気持ち”にさせてくる人が失敗すると、ここぞとばかりに攻撃したくなります。

いつも嫌な気持ちばかりを感じさせる人が

たまに“いい気持ち”を感じさせてくれようとしても、

素直に受け入れることができません。

“何か裏があるんじゃないの?”とさえ思ってしまいます。

親の本心がどうであれ、

こどもが「あなたには生きる価値がない」「存在自体が無意味」という、

無条件の存在否定のメッセージとして心に刺激を受けると

一生かけても癒えることのない心の傷となることもあります。

それが原因で、

人を愛することができなくなる、、人間不信になる、猜疑心が強くなる、

精神病を発症する、強迫行為や妄想、偶像崇拝に憑りつかれるようになる、

歪んだ思想や価値観を持つようになる、偏った人格となる、

人との適切な関係を継続できない・築けない、

生きづらさを抱える、周囲を巻き込んだ問題行動を繰り返す、

見捨てられないように自虐的あるいは攻撃的になる、

命を危険にさらしても人の愛情を試そうとする、

死への願望を強く意識するようになる、薬物やアルコールへの依存などの、

さまざまな問題が成長するにつれて出てきます。

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