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第27回  ガミガミママは必要?

「パパが頼りないから“パパ、あっち行け!”ってこどもがバカにするんです。

どうしたら、パパに、こどもに尊敬されるパパになってもらえるでしょうか?」

「義父母がくだらないものを買い与えるから、こどもが物を大切にしないんですよ。

義父母にもう少しこどものことを理解してもらうにはどうしたらいいでしょうか?」

という、

「夫を良いパパにする方法」「義父母に良い祖父母になってもらう方法」

のご相談も多くあります。

この場合、パパや義父母に変わってもらうことよりも、

まずはこどもの姿勢を正すことのほうが重要です。

〇目上の人に、命令したり、失礼な態度をとってはいけません。

〇人が傷つくようなことをしてはいけません。

〇感謝の気持ちを忘れてはいけません。

〇物を粗末にしてはいけません。

こういったことは、必ず教えなければならないしつけの基本です。

こどもを優先するあまりに、

「頼りないから」「一緒にいたくないから」

「頼んだわけじゃないから」「欲しいものじゃないから」

という理由で、

“だからしかたがない”

と正当化してしまうと、

こどもは、いじめの加害者になっても反省できないような、

“傲慢な人間”になってしまいます。

叱った結果、こどもが泣こうがこどもに嫌われようが、

『してはいけないこと』をしたときには、

“いけないこと”だということが

はっきりと“伝わるように”叱らなくてはなりません。

“意地悪な子は嫌い”“おならしたら嫌な顔された”“喧嘩したらおやつ抜き”

“ガラス割って怒られる”“0点とったらため息つかれた”“時間がなくて後回しにされる”など

行為や結果によって否定や拒絶をされたりすることは

条件付きで与えられる“不快感”です。

こどもは“不快感”を感じることによって、抑うつ気分を味わうことになります。

“嫌われたかもしれない”“自分はなんてバカなんだ”“悪いことをしたな”

と不安や後悔、自己嫌悪に苦しみます。

そのあと、“ごめんなさい”と懺悔する気持ちが『罪悪感』を育てます。

罪悪感は、行動のブレーキとなります。

“良くないことをしたら叱る”ことで、“してはいけない行動”を学びます。

すると、誰に言われなくても“してはいけない行動”の分別がつき、

行動にブレーキがかかるようになります。これがしつけです。

悪いことをしても叱られてこなかった子は

善悪の判断力に欠け、人を傷つけたり、悪いことをしても罪悪感を持ちません。

自分の行動や感情に制御がきかない、赤ちゃんのような大人になってしまいます。

ですが、“~したら叱る”も、

親の気分や都合によって“叱ったり叱らなかったり”コロコロ変わるようだと、

“バレなければ何をしても大丈夫”“善悪は人の顔色を見て決める”

というご都合主義のブレーキになります。

また、なんでもかんでも自分の思い通りにしたい、

こどもをいつまでも従属させ支配したいという欲求からの

“ママのいうとおりにしないと嫌いになるよ”という

愛情を盾にした脅迫や、

身勝手な親の思いからの

“パパとお風呂に入ってくれないなら、おやつはあげない”といったような

不合理に満ちた内容ばかりだと

こどもの心はバランスを崩し、他律的なブレーキとなります。

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