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第31回  権利を認め、義務を果たさせる

「帰ってきたら、すぐに宿題をするのが当然じゃないですか」

「普通、朝に時間割合わせします?!しませんよね!?」

「親の手伝いをするのって常識ですよね」

と怒ってママは言います。

このときの“当然”も“普通”も“常識”も、

ママが一般化している価値観によるものです。

ママの

“~すべき”“~せねばならない”

という価値観が強すぎると、

こどもは

萎縮してしまうか、自分の価値観を押し付けてしまう子になります。

どちらにしても、柔軟な考えや広い視野を持つことができなくなります。

「“すぐ”じゃなくても、“朝”だとしても、最終的にやればいいし、

お手伝いも、してくれたらありがたいこと」と

考える人もいます。

そういう融通が利き、謙虚さのある関わり方をしてもらっているこどもは

おおらかで臨機応変に対応ができる子に育ちます。

「学校が嫌なら勉強はいいかと思って、好きにさせているんです」

と、“こどもの意思を尊重しているのだ”と信じて、

こどもの言いなりで好き勝手させ放題のママもいらっしゃいます。

こどもの意思を尊重といっても、

こどもは人生経験がまだ浅く、精神的に未熟なために

「しなくてはいけないこと」を遂行する責任感がなかなか持てません。

ある程度の“ママ基準の、こどもの義務”がいります。

ママが“ここだけはどうしても譲れない”という、

こどもにとっての“最低限の仕事”を“義務”として定め、

“やるべきことはやりなさい”という、厳しい姿勢を持つことは

こどもの心の成長にも、

社会に適応していくためにも、とても大事です。

例えばこどもがズル休みをした日、

こどもがどんなに、“遊ぶ権利”を主張しても、

『義務を果たしていないのに権利は主張できないよ』と言い聞かせます。

こどもがすぐにその意味を理解し、素直に納得するかどうかは

普段にしっかり、“権利を認めてあげているかどうか”で大きく違ってきます。

“義務”を果たす価値を教えるには

義務以外のものに自由と権利を与えることが重要になってきます。

自由や権利とは、

「してもいいし、しなくてもいい、選んでよいし、考えて良い」ということですが、

「勝手をしてもいい」ということではありません。

家庭の中でのこどもの権利とは、

“家庭の方針に主張することができる”ということです。

もしも、こどもと考えに相違があったときには、

こどもの気持ちや意見を聞いて、

話し合い、

必要に応じて家庭のルールを決め、

状況に応じて、ルールの見直しや改定を図り、

家族みんなが、『それぞれのルール』をちゃんと守るようにしていくと、

こどもに信頼され、親子の信頼関係は固く結ばれ、

こどもの責任感や信念の強さはしっかり育っていきます。

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