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第33回  理由を聞くとき 質問の仕方 話の聞き方

「どうしてそうなったのかって聞いているだけなのにすぐ泣くんです」

「何を聞いても、面倒くさそうに返事をするだけなんです。」

「こうしたら?ってアドバイスしてあげてるのに、

“なんにもわかってない!”って怒ってくるんです。」

と、ママはこどもとの会話がスムーズに進まないことに苦しみます。

もしも聞き方や話し方が原因だとしたら、

“怒り口調で言っている”“こどもが理由を話した後、叱っている”

”“根掘り葉掘り聞いている”“決めつけや押しつけがましさがある”

などが考えられます。

こどもはママが話を始めた瞬間に、

“またこうなる”という、ママの返事の予測がついています。

だから、話す前から“何を言っても無駄”と心を閉ざすのです。

質問をするときは“おだやかな口調”で、

先入観を持たずに「話をしてくれる?」「教えてくれる?」と聞き、

「「うん、うん」と相づちとうなずきで淡々と聞くこと。

言葉を途中で遮らずに最後まで聞ききること。

こどもの話を聞いて、

感情的になったり、詰問したり、

「こういうことね」と解釈するようなことを言わずに、

「なるほど」「そうだったのね」と受け止めてそれで終わるようにします。

必要に応じて「大変だったね」「頑張ったね」「話してくれてありがとう」と

共感や謙虚な姿勢で感謝の言葉を言います。

つじつまが合わないことや疑問があれば、すぐに聞くのではなく、

いったん受け止めた後で、黙って考えている表現を少しみせてから、

「これについて、もう少し聞かせてくれる?」と

ピンポイントに絞って、静かに質問してください。

悩みや迷いなどの問題に対しては、

自分が“こうしたらいいのに”と思うようなアイデアがあっても、

まずは「うーん・・」と考える表現をして、

「今、どんなふうに思ってる?」「どうしようか?」「どう考えてる?」

とこどもの気持ちや考えを聞きます。

解決が見いだせていないときの頭の中の状態は

散らかっているお部屋と同じ。

ゆっくりこどもに話をさせて、質問して、こどもがその質問に対する返事を考えて、

ママに答えて・・を繰り返すのは、

こどもが頭の中を整理している状態。

こどもが自分の問題を客観的に見ながら、

こども自身にとってのベストな解決策をこども自身が見つける作業です。

“答えは自分の中(心の内)にある”を原則に。

ですが、こどもはまだ人生経験に乏しいですから、

ママは一度受け止めてから

「それもいいと思うんだけど、こういうときはどうする?」

「こういうことが発生することは(考えられ)ないかな?」

「こういうのはどう?」と、

起こりうるリスクの可能性のパターンや、

その他の数パターンの選択肢を

相談や疑問、提案といった形で、

“自分で気づいた、自分で考えた、自分が決断した”と思えるように

話を聞けるといいですね。

こどもの話を聞くときは

こども8割、ママ2割の配分を心がけます。

ママの論理的な力は、

“冷静”な態度、“客観的”な分析をベースにした『質問』に注ぎます。

ママが論理的な力を発揮しているときは

そのまま、こどもの論理的な力を磨いているとき。

ただ、あまりにも細かく、くどく、

ママ自身が自分本位に納得いくまで答えを突き詰めようとすると、

こどもはうんざり、わずらわしさから何も考えたくなくなってしまうか、

あるいは、こども自身も打算的で理屈っぽい子になってしまいます。

また、ママが論理的な力を極端に発揮できないと

こどもは動揺しやすい子になったり、

状況判断が苦手で主観的な子になってしまいます。

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