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第36回  頑張りすぎてしまう人

~頑張りすぎて疲れてしまう人のからくり~

子供が頻繁に「やりなさい」と、と言葉で聞かされることがあります。

「きちんとしなさい」「ちゃんとしなさい」「がんばりなさい」

「早くしなさい」「しっかりしなさい」「いいこになりなさい」

「てきぱきしなさい」「努力しなさい」「我慢しなさい」

こういったことを繰り返し繰り返し言われることによって、強迫的なメッセージが入ります。

そのメッセージは五つ

「完璧でいなさい!」「他人を喜ばなさい!」「努力しなさい!」「強くいなさい!」「急ぎなさい!」  

です。

これをドライバーと言います。

「あなたはダメな子ね」という思いが親にあると

「〇〇するな!」という禁止が入りやすいのですが、

おもに、自分のことをダメな人間と考えていたり、劣等感が強かったり、

自信がない親が言いやすいです。

「頑張れ」を何度も言われると頑張れなくなりますし、

「ちゃんとしなさい」を繰り返されると「完全でいなさい」のメッセージになります。

急げという言葉は急ぎすぎて肝心なところで失敗します。

成功してはいけないに結びつきます。

失敗しなさいとなってしまいます。

手ばかり洗う・確認する・片付けばかりして身動きが取れないなど背後に強い攻撃性があります。

怒りを無いことにして抑えてきたんです。

思春期は言われること、命令されることに対し、体ごと反抗して自己主張をしたくなります。

常に、親からこれらの命令を押し付けられている場合、

子は「この命令を満たしたときは愛されるが、そうでなければ愛されない」という脅迫感を持ち、

自分自身であるだけで無条件に愛されたという充足感を持つことができません。

そのために窮屈な人生を歩いてしまうんです。

「〇〇するな」が入っていても、

この「~しなさい!」の言葉通りに生きているときは

「努力してる限り、自分は生きてていい(存在する意味がある)」

という自分に対しての許可がおります。

「〇〇するな」は禁止令と言います。

この「~しなさい!」を自分自身が存在するための条件として守り続けるため、

例えば、心や体のために休憩しようとリラックスする場合、

「存在するな」という自分の人生脚本の中の禁止が現れて、自分を不安や恐怖に駆り立てます。

落ち着かなくなります。

ですので、病気のために休暇を取っても心が休むことができずにかえって心を病んでしまい、

悪循環に陥るということもあるわけです。

こういう人たちは見えないプレッシャーに悩まされるので、

「一生懸命すること」に必死になり続けます。

いつもきちんとしなさい」「やるなら最後までしなさい」

繰り返す親の強い指示によって、 子どもは結局、親の期待通りきちんと(完全に)できません。

 あるいはぐずぐずして、すぐにやろうとしないといった、

「行動するな」というブレーキがかかってしまうこともあります。

このブレーキを「ストッパー」と言います。

これらの内容はすべて交流分析という心理学の「人生脚本」というものに基づいた内容です。

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