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第42回 こどもにイライラガミガミしてしまうと悩んだときには

〇①ママの心の栄養不足が大きな原因となっていたときには

イライラガミガミを起こしてしまっている最大の原因が、ママの睡眠不足だったということもありますから、家事や育児で忙しいなか、睡眠時間確保は本当に難しいことですが、家事を手抜き、あるいはサボる、あらゆる手を使ってでも、できるだけ睡眠をしっかりとることは意識して下さいね。すると、怒りに達するまでの、沸点が高くなり、少し余裕が出てきます。

ママの仕事の満足度や、“好かれたい・認められたい・大切にされたい”という気持ちが満たされてなくて、孤独や焦りに追いつめられて、怒りの沸点が低くなってしまっていることも良くあります。

なかには、こどもに、家事や時間確保などの協力や、橋渡し役をして欲しいのに、うまく力になってもらえなくて、ついその不満の気持ちから、イライラガミガミが増えてしまっているということもありました。

ママ自身が自分の心と素直に向き合い、“自分が“”に、“何を”求めているのか”、を明確にして、

①その相手にその感情・気持ちを素直にそのまま、変化球無しで、素直な言い方で伝える、

それが不可能であると判断したなら、②原点に返って、ターゲット()へのアプローチの方法をもう一度見直し、目的達成(何)の作戦を練る、ところから、考えてみていきたいですね。

“自分の気持ちがはっきりする”ということは“気づき”です。

“気づき”は、「では、なにをしようか」という、“行動”につながります。

“行動”を実践するにはプランがいります。

プランを考えると言うことは、頭を遣います。

頭を遣うと言うことは、“冷静さ”につながります。冷静になれると心が落ち着いてきて、今まで見えなかったものがみえてきます。

①自分は今どうしたいの?➡こうしたい

②そのためにはどうしたらいいの?➡こういう行動を起こす

③その行動を起こすために必要なことは何?いくつでもいいからあげてみて➡調べる?勇気?観察?準備?

④酷的達成はいつにする?➡〇年〇月〇日

⑤そのために、“今できること”は?➡「   」

よし!じゃあ、〇日(今)から、〇日間だけ、とりあえずやり通してみよう!

〇②こどもの心の栄養不足が大きな原因になっていたときには

ママが自分自身を見つめて、自分の心の問題だと、思い当たる節がなく、 “あきらかに必要以上に反抗的、あるいは、わざととしか思えないような挑発的な行動”と感じるときは、①ママと共有する時間の質と量②こどもの学校の人間関係や勉強、スポーツの調子を考えます。

①の場合、仕事などで“ママから自分への関心が薄れている”と感じられていないか、“兄弟よりも自分のほうをもっと見てほしい”という思いが強くなっていないか、いままで“いい子”だったから、安心してしまって愛情表現がおろそかになり、“いい子は損”と感じていないかを客観的に考えます。

そして、こどものそういう思いの払拭と愛情表現の方法を探り、一緒にいる時間の質を上げ、できることなら、できるだけ一緒にいる時間の量を増やしてあげれば、10日~20日前後で確実に手ごたえがでてきます。

②の場合、人間関係で悩んでいるようなら、人間関係を改善する方法を一緒に前向きに考える、勉強やスポーツの不調などによるものならば、一緒に取り組んで、モチベーションをあげられるようにすると、結果が少しみえてくる数か月後には元気になることがほとんどです。1カ月半~2カ月ぐらいまではこどものネガティブな感情に巻き込まれやすいので気をつけて下さい。

〇③心のやりとりがすれ違ってしまった大きな原因となっている場合

祖父母との同居や、隣近所の人の干渉など、環境を変えるのは、ママの気持ちだけではなかなか難しいことがありますが、心のやりとりは、コミュニケーションの仕方を変えることで、変えることができます。

心のやりとりとは、コミュニケーションをする中で、自分と相手の、“言葉では伝えていないメッセージの交換”のことです。

時間の経過とともにいつのまにか、厳しい口調になっていませんか?

またはこどもの口調に巻き込まれてしまっていませんか?

人は厳しく、批判的なセリフで話されると元気がなくなり、やる気が起こらなくなります。

優しく、肯定的なセリフで話されると元気が出てきて、やる気が起こります。

落ち着いた口調で静かに質問されると、冷静になり、考えるスイッチが入ります。

明るく、ユーモアを持って話されると、楽しくなり、テンションが上がってきます。

謙虚な口調で素直に話されると、リラックスでき、心が解放されてきます。

命にかかわることや他人を傷つけたときでさえ、終始、ふざけていたら信頼関係は築けませんが、そういった特別なとき以外は、自分から話すときも、こどもからの言葉を受けたときも、内容や状況に関わらず、“厳しい口調”と“批判的なセリフ”を避けます。

コミュニケーションをスムーズにいかせたいときは、状況や感情に呑まれないようにして、優しく肯定的なセリフか、明るく、ユーモアのあるセリフを選んで話すと、うまくいきます。

一カ月もたつころには手ごたえを得られるはずです。

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