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第46回  親のスジは通ってますか?

しつけで一番重要なことは、親の言っていることがブレないことです。

どんなにかっこいいことを言っていても、筋が通っていない大人を信用することはできません。

  

例えば、「小さい子には優しくしなさい」と教えているのに、ママ自身が叱るときにきつい言い方をしたり、「どうして叩くの!?」と言ってこどもを叩いて怒る、などです。

これは言っていることとやっていることが反対の典型的な例です。

とても矛盾していますよね。

なのにいまだに「体罰はありか、ナシか」なんて議論されています。

こどもは誰に対して大きな声で怒っても、やられたからやり返したとしても、叱られるのに、大人である親は、うんと年下のこどもに、優しく言う前から怒ったり、強く引っ張ったり、押したり、頭をこづいて一方的に、“怒られるようなことをするあなたが悪い”というわけですから。

こどもは聞いて覚えたことは言葉としてはわかっていても、体験して覚えたことのほうが反射的に行動に出てしまいます。

すると、言葉とは真逆に、「感情的に行動していい」「悪いことをしたら暴力を振ってもいい」とお手本となって教えていることになります。

これに対し、「大人だから教える立場にある。こどもは痛みで教えることも必要」なんていう人もいますが、「20歳未満は、成人の個人による主観次第で人権侵害(暴言暴力)は反省を持って、感謝の気持ちで受け入れなければいけない。しかし、20歳以上になると、転じて、弱者を叩いてもいい特権が生まれ、個人の主観の正義があれば、しつけという名で叩いて反省を促し、叩いてあげたことへの感謝を押し付けていい」ということになります。

こどもから言わせれば、「犯罪者だって、叩かれないのに??大人だから叩かれないの?じゃあ、未成年なら叩かれるの?それとも親の特権?こどもは親の持ち物なの?自分の持ち物は大事にしなくちゃいけないんじゃないの?持ち物の調子が悪かったら粗末にしていいの??」と矛盾だらけです。

そして、わけがわからないままに、「矛盾していても、力関係が強ければ、自分を正当化できるんだよ。」「自分の中で正しければ、筋がとってないことも理屈で押し通せるんだよ」という不可解で不条理なメッセージが子どもの心に入ります。

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