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第47回  恩着せがましくなっていませんか?

「~してあげるね」「~してあげようか?」と普通に言ってしまうと思います。

でもそれがこどもには「恩着せがましい」と受け止められてしまっていることがよくあります。

良かれと思って、ひとに何かを買ってきてあげても、「〇〇買ってきてあげたよ」と言うことによって、相手は“頼んでもないのに・・”と反発心を持ってしまうようです。

それは普段の関係性が大きく影響しています。

その一つの出来事だけを取ってみれば、たいしたことを言ってないのですが、日ごろから自分の要求を相手に「あなたのため」を大義名分に押し付けていることが原因です。

例えば子どもに対して。

「大人になって困るのはあなたなのよ?」が口癖になってしまっていませんか?

通信教育も習い事も、実は頑張って欲しいのは親なのに、「あーお金がかかる」とぼやいてみたり、「高いんだからちゃんとやりなさい」「ユニフォームもただじゃないのよ!?」と“あなたのためにお金がかかっているんだから”を表現してしまっているかもしれません。

学校行事やレジャーにも、確かにお金がかかります。

でも、それでは、“自分の存在が親を困らせている”と感じさせてしまいます。

それでは、“楽しむこと”を満喫できません。

心の中で“楽しむ=悪”になってしまいます。

大人になってから、心から楽しむことができない、楽しいと罪悪感を抱くと言う、心の闇に陥ってしまいます。

「あなたのことでパパ(姑)と喧嘩になる」「あなたがいるから仕事を我慢している」といったことも同じ類です。

親としては「あなたのためにこんなに頑張っている」をわかってほしいという気持ちなのかもしれませんが、「あなたのため」をにおわせてしまうと、こどもは“申し訳ない”と感謝よりも罪悪感が強くなり、生き生きと人生を頑張れなくなってしまいます。

勉強や練習など、面倒なことや、嫌なことを押し付けられるときは、反抗心しかもてなくまりますし、心の中で頑張らない理由を“親が恩着せがましくて嫌だからやる気が起きない”と逃げ道につかうようになります。

自分がやりたいことや挑戦したいことなども、親に言われるのが嫌で、または迷惑をかけるのが嫌で、親にやりたいことの相談もしなくなりますし、もし、親に相談しても“あなたのため”でお金や送迎などで負担をかけてしまったらと思うと、チャレンジしたら最後、失敗や途中退場ができませんから、そうそう口には出せなくなります。

でも、いったんその気になってから、“やっぱりやめておこう”と、諦めるのは、心にダメージがありますので、初めからそういった気持ちにならないように、無意識に好奇心やチャレンジ精神にブレーキがかかるようになり、“興味”自体を感じなくなります。

言わないほうがいい言葉

〇「せっかく~してあげたのに」

せっかくを使うときは、自分が何かしてもらったときにつかう「せっかく、私のために作ってくれたんだから、一緒に食べようよ!ありがとうね!」

〇「わざわざ~したんだから、喜んでよ!」

わざわざをつかうときは、相手が自分のために苦労をしてくれたときに使う

「わざわざ、私のために、そんな遠いところまで買いに行ってくれたの?感動だよ!ありがとう!」

〇「ありがとうぐらいいったらどう?」

〇「まえに~してあげたよね?」

〇「まえに~してあげたから、あなたは私に、~してくれる?」

〇「私が~したらなにしてくれる?」

〇「私のおかげで」

〇「私が言ってあげたから」

〇「~するから~してね」

〇「覚えてる?~してあげたこと」

〇「たまには~してくれてもいいんじゃないの?」

〇「~ぐらい、してくれたらいいのに」

〇「あなたが〇〇だから、こうしたのよ」

〇「私の気持ちも少しは考えてよね!」

〇「いつも私ばっかり・・」

これらの言葉を使わないためには、かまって欲しい気持ちからくる、5つの欲求を手離すことを意識することです。

5つの欲求

①見返りが欲しい・自分のために何かして欲しい

②優位に立ちたい・尊敬されたい

③感謝されたい・ありがとうって言われたい

④認められたい・凄いって言われたい

⑤支配したい・相手をコントロールしたい

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