ブログ

Blog

第49回 ありがとうと褒め言葉はセットで

プラスの言葉

ひとは褒められれば基本的に嬉しくて「次もまた頑張ろう!」「明日からも頑張ろう!」って元気が湧くものです。
もしも、褒められて嫌な気持ちがするならば、

褒められて嫌な気持ちになる理由

1・褒め言葉を誘導につかわれてきたから操作的に聞こえる
2・皮肉や嫌みを多く言われてきたから、そのようにとらえてしまう
3・自分自身を認めることができないから自己否定的になってしまって素直に受け止められない
4・褒め方が“いつもはだめだけど”のような嫌みや皮肉が入っている
5・褒め方が、自己評価よりも低い褒め方だったから足りなかった
6・自分よりも能力の低い人が、上から目線で褒めてきた
7・知ったかぶりしたような褒め方に聞こえた

などが考えられます。

素直に感じたことをそのまま褒め言葉にして伝えたときに、
こどもの反応が悪ければ、“褒めちゃいけなかったかな”と捉えるのではなく、
1・こどもの今の状況 いじめに遭っていないかなど 2・いつもの自分の関わり方を見ていってもらえればと思います。

理由を探るには、今まではどうだったかということです。
今まで褒められることで嫌がる子だったかどうか。
いままでもだったら、こどもが、兄弟または友達にコンプレックスを抱いていないか、
これは、褒められて嫌な気持ちになる理由の3に当たります。
もしも、最近そうなったとしても、
3の場合があって、最近、コンプレックスを感じるようなことがなかったかどうかを考えます。
または、褒められて嫌な気持ちになる理由の1と2の可能性を考えます。
もし、思い当たるなら、今日の理由がどうであれ、
日ごろの関わり方を見直していけるといいですね。

4・5・6・7に関しては、褒め方に難ありのようですが、
褒め方が下手なのはしかたがありません。
とりあえずは、“褒める!”を頑張るしかない。
そのときに、“素直に”“素直に”“素直に”を徹底して意識して、
“素直に無邪気に”褒めて下さい。

「褒める」は次の為でも、頑張らせるためでもなく、『尊敬』の思いです。
感心することってありますよね。
他人の1歳の赤ちゃんがスプーンを上手に使ってご飯を食べていたのを見て
思わず声が出たときに、「そうそう、次もそうやりなさいよ」という意味でほめませんよね。
心から、「すごいなぁ!上手に食べるねぇ!?えらいねぇ!」って心から出た言葉です。
その素直さを常に持つこと。
自分の子どもだと、大きくなるにつれて、新鮮味がなくなり、何をやっても、なにができても、日ごろのその子の成長具合と比べるので、
心の中に“当たり前”虫が湧いてしまっていると失敗します。
当然ながら、“当たり前虫”がうじゃうじゃ湧いていればいるほど、
へんちくりんな褒め方になります。
褒めるときは、その子の成長が早かろうが、客観的にみて,正当に褒めます。
甘いぐらいでちょうどいいです。
“当たり前”を手離すこと。
もしも素直に褒めたときに、自分のこれまでの関わりに問題があって、
あるいは、その子の心の状態に今、難ありで、「褒めないでよ!」と怒られたら、
「そ~お?本当に心からそう思ったんだけどな」とサラッとつぶやいてください。
褒めることが悪いんじゃなくて、“褒め言葉の受け止め方”が問題で、
それは、心が故障していることに気付けたわけですから、
こどもの心の故障中なら、それをどう直すかに着目してください。
成人になっている場合なら、しばらく褒め言葉を控えて、関係性を数週間変えてから、
褒め言葉を再開してもらったりもしますが、
たいていの場合、高校生になっても、
関係性を変えてもらいながら並行して、素直に褒め言葉を言ってもらっています。
こどももなかなかすぐには素直になれませんから、反抗するフリはしますが、
経験上、どのこも実際は嬉しそうで、早く効果が出ます。
大変、暴力的な子もそうでした。

例1
帰ってきたらこどもが洗濯物を取り込んでくれていた
「ありがとう!よく気が付いたね!ありがとう!」褒め言葉のサンドイッチです。
いつもしてくれても、必ず言います。
「ありがとう!よく気がついてくれるね!ありがとう!」
頼んであっても褒めます。
「ありがとう!覚えていてくれたんだね!ありがとうね!」です。
「こども扱いしないでよ!」などの反発には、「ごめんね、褒め方、下手だね」と
優しく素直に言えばいいだけで、褒めたこと自体を後悔する必要はありません。
ここで「そんなつもりはないんだけど」「こども扱いしていないよ」の否定はしません。

例2・お料理を手伝ってくれた
「うわぁ、上手だなぁ!ありがとう!」「おいし~い!ありがとう!」「いいこだねぇ・・○○ちゃんは。ありがとう!」
上から目線になるかと心配な方はつぶやきで言うことです。しみじみと、です。

例3・テストを持ってきた
良い点だった場合➡「うわぁ!すごい!○点じゃなぁい!」と言ってから、自分からみせてきてくれたことに「ありがとう」と感慨深く言う。
悪い点だった場合➡ママ「んん?!どれどれ??30点だったんだね?(*^^*)なぜ、みせてくれたの?」
子「悪くても見せなきゃだめだと思って・・」
ママ「そう!ありがとう!」自分からみせてきてくれたことにありがとうと喜んで言う。

こどもに、「いつもみせろっていうから」と言われたら
「そっか、そっか!ありがとう!ちゃんとみせてくれて〇君は本当に偉いね!ありがとうね!」とたくさん褒める。

例4
絵の場合
絵は褒め方が難しいです。
言ってはダメなのではないのでそこまで気にしていただく必要はありませんが、
芸術に関しては、「上手」という褒め方より、できれば、“上手に固執させないために”そのこどものセンスを自由に生かすべく、
感想を言えたら、なおいいと思います。
褒め言葉にもとらわれないように
「この絵は」「今回のは」と目の前の作品限定での褒め言葉をつかえるといいですね。
ただし、決して今までのものはもちろん、
ほかの作品と比較をしないことを注意していただければと思います。
絵をみせてくれた➡「うわぁすご~い!この絵は独創的だねぇ・・」「ありがとう!」じっくり絵を鑑賞してから「みせてくれてありがとう」です。
「どれどれ・・?うわぁ!この絵はイキイキしてるねぇ!色遣いが大胆だぁ・・」「素敵な絵をみせてくれてありがとう!」です。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ