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第55回 朝、いつまでも起きない

朝が弱い子もいるかもしれませんね。
朝がひどく弱く、精神的なものや生活習慣が原因でないと感じるのであれば、こどもを医療機関に連れて行ってあげて下さいね。
自律神経が関係する起立性調節障害という主に血圧のコントロールがうまくいかなくなることによって、起床時に体の不調が起きる子どもや、持って生まれた体質的なことが原因となっていることなどがあります。
そうとも思えないなら、ちょっと関わり方を変えてみてください。

〇医学的に試したいこと

1・スマホやパソコンを最低でも二時間前にはみさせない。
欲を言えば3時間前でどうでしょう?
ブルーライトはとても脳を興奮させてしまい、睡眠の質を著しく下げるそうですよ。
2・お風呂は一時間前には入らせる
体温が高くなると眠れなくなるそうで、寝つきが悪くなり、良質な睡眠に入れないそうです。
人間は体温が下がってくると眠くなるそうで、一番寝つきが良くなるのが1時間前だそうです。
3・カフェインの摂取をするなら、就寝時間の8時間以上前までに気をつける
こどもは少量のカフェインにも影響されやすいそうです。
脳が興奮してしまい、その影響力は摂取後8時間持続してしまうそうです。
甘い飲み物などにも入っていることが多いので気を付けたいですね。
4・昼間、体を動かさせる工夫をする
5・朝日を浴びさせる

上記については、知っている方も多いと思いますが、一般的によくお医者さんなどもおっしゃることをみなさんにお話しして、前提としてまず、実践していただけるようにしています。
④は年齢が高くなればなるほど、実践が難しいことも多いですから気になさらずに。
①は何とか頑張ってもらえるように、難しいとおっしゃる方には難しい理由に応じて一緒に策を練るようにして何とか実現させていきます。
②③はそこそこ努力してもらっています。
⑤は「朝起きない!」以外の暴力的な問題や陽の光が入る部屋でないなどの問題がない場合は実践していただけることと思うので、頑張ってもらっています。
さて試してもらいたいことです。

朝起きられるかどうかは、前日の気分が大きく影響します。
学校から帰ってきたら、ものすごく気持ちよく迎えてあげて下さい。
もしも、ママが子どもより後に帰ってくるなら、ものすごく気持ちよく帰ってあげて下さい。
ママもお疲れだし、イライラすることもあるかもしれませんが、大事な大事な、翌朝のための準備時間です。
感情を抑え、ニコニコママを演じて下さい。
子どもが不機嫌だったら、その不機嫌に巻き込まれず、もし、デキそうなら、話を優しく穏やかに聞いて子どもの不満や愚痴を静かに共感して聞いてあげて下さい。
ガミガミママ封印の時です。
ニンニンニンニン・・・忍耐・・・
眠る前というか、ご飯を美味しく食べたあと。
できれば、一緒にボードゲームなんてどうでしょうか?
パパが協力的なら、相撲やプロレスなんてどうでしょうか?
ママがダイエット中なら、一緒にランニングやお散歩いかがでしょうか?
楽しく遊び時間が欲しいのです。
子どもだけではなく、ママとの愛情の交流が欲しいのです。
パパと愛情の交流をするならば、ママはニコニコそれを見守っていてあげてほしいのです。
残念ながら・・おじいちゃんやおばあちゃんでは、ごめんなさい。
役不足なのです。
子どもはママがいいのです。
ママが大好きなのです。
ママは大変ですが、その見返りはママがおばあちゃんになってから。
年老いたとき、立場が逆転します。
ママが子どもにしたときのように、子どもはママに同じような対応をする可能性は結構大です。
虐待の連鎖と言いますが、自分がされたからこどもは大事にしてあげたいという、優しいママもとっても多いです。
でも、自分がされたことには、その相手に正当に恨みを持つのも、わからなくないことです。
ママが子どもが子どものときに無関心だと、ママが子どものように無力で非力になったとき、今のママと同じぐらいの年齢になった子どもは、ママに無関心になったら寂しいですよ。
なんて、自分を脅して、頑張ってみていただけたら嬉しいです。
一緒に遊べるのは今しかない。
子どもがもっともっと成長したら、ママがいくら望んでも相手にしてもらえなくなる可能性はやっぱり・・大大大大ですよ。
そして、子どもが楽しすぎて「もっと起きていた―い」となったら大成功です。
「ねー楽しかったね!また明日も遊ぼうね!お休みー!」と気持ちよく就寝してください。
できれば、同じ時間に就寝してください。演技でもいいです。
寝る場所ですが、子どもが大きいなら一緒の場所で眠る必要はありませんよ。
1年生、2年生ぐらいまでなら一緒に寝てあげてほしいなとは思いますが、お任せします。
子どもが完全に寝付いたら、ゴソゴソ起き出してきていただいて結構です。

しばらくこれを数日続けてみてください。
注意点ですが子どもが朝起きる1時間前には朝日を入れるか、部屋の電気をつけて下さい。
できることならリビングのテレビも大き目の音でつけて下さい。
テレビをつけることで問題があるなら、つけていただかなくて構いません。

さて、翌朝の違いを感じてみて、ママが完璧にやり切っているにもかかわらず、1週間たっても、何の変化も感じられなかったら、次のステップです。

前日の流れは同じです。プラスアルファしていただきます。
好きな目覚まし時計を買いにこどもをつれていってください。
ここで注意は変なお約束はしないでください。「ちゃんと起きるんだよ?」などはやめて下さい。
「一緒に目覚まし時計を買いに行こう!」「どれにする?ん、わかった!はい、お金。レジで並んできて!」これだけです。
帰り道は「いいの買ったね!開けるの楽しみだね!」だけです。
一緒にワクワクを感じてあげて下さい。
数日、自分で目覚ましを合わせるかどうか、ほおっておいて様子を見て下さい。
一週間ぐらいたっても、自分で合わせなかったら、「明日の目覚まし合わせようか?」と声をかけて下さい。
できれば、「何時に合わす?」などとお世話を焼かずに見守ってあげられるといいですね!
翌朝、目覚ましは止めてあげません。
自分で止めた瞬間、間髪入れずに「おはよう!!」です。
寝直ししようとしたら、できるだけ自然に、「さっ!じゃあ、お布団干させてね!」と、「起きて」は言わずに、お布団を干させてもらってください。
「欲しマース!」です。
そして、朝からテンション高く、楽しく、終始ニコニコして、ヤイヤイ言わずに送り出してください。
注意点は、せっかく起きたのだから、起きたことを良しとして、顔を洗わなかろうが、ご飯を食べなかろうが一切言わない。
遅刻しそうで心配でも、ガマンガマンです。
遅刻したって我慢です。
もしもここまでやって、それでもグズグズしているようなら、ママの“ヤイヤイ待ち”か、“学校で何かあるのかな”と気にかけてみて下さい。

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