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第56回 帰ってきてすぐに宿題をしない

基本的に私は『帰ってきたらすぐに遊んで派』です。
なぜなら、子ども時間はとっても短いからです。
子どもでいられる人生の時はほんの一瞬で終わります。
無邪気にたくさん遊べる今の時期がどれだけ尊い時間なのかを子どもの時には知る由もありません。
そのうえ、学校から帰ってきてから、日が落ちるまでの時間は短くて、あっと言う間です。
学校で遊んできているからいいじゃないといっても、そのほとんどは授業で、10分休みも、20分休みもお昼休みだって、1ゲームすら、終わらないかもしれません。
子どものエネルギーを消費するのに、土曜日日曜日だけなんて足りませんし、毎日遊んで毎日笑って毎日、エネルギーを放出して、新たに家庭で充電して翌日に挑むのです。
学校では、気の合う友達ばかりではありません。
先生ともうまくいかないこともあります。
たくさんストレスを浴びてかえってきます。
1日の時間のほとんどを学校で過ごします。
大人の仕事と同じです。
大人が帰ってからどうしても持ち帰りでしなければいけない仕事があって、“さて一服”もしないで、すぐに「仕事仕事!!」と頑張るでしょうか?
“あっという間に終わること”なら、先にしておこうよりも、“すぐ終わるから”で安心して“まずはゆっくりしてから”とならないでしょうか?
“すぐに終わるものではない”なら、みるのも開くのもうんざりで、“とりあえず気持ちを切り替えてから”とちょっと一服しないでしょうか?
子どもにとっても宿題ってそんな感じだと思うのです。
だから、そんな子どもの気持ちも理解したうえで、学校から帰ってきたら、大歓迎して迎えてあげて下さい。

子どもにサッサと早く宿題をしてもらえるためには
①頑張って、朝気持ちよく送り出す
②「おかえりー!」と気持ちよく迎えるor「ただいまー!」と気持ちよく対面する
③「なんか飲む?」などちょっとおやつ、または一呼吸 楽しい時間を数十分、一緒に過ごす
④できれば待つのがベストだが、“すぐ”にして欲しいなら、「さ、やろうか?」と可愛く声をかける あえて、「宿題は?」は言わない。やってない前提で「さ、やろうか」と言った方がいい。この言い方は自分でするようになった時に効果を発揮します。
こどもはあまのじゃく。ィぁKの方法を実践していくと親子関係が良くなってきます。すると、こどもはいたずら心で、“宿題をすませておいてママを驚かせてやろう”という気持ちが働きます。
「さ、やろうか?」と言ったときに「もうやったよ」と得意げに言わせてやるのです。
そのときに、「エー!?もうやったの!?」とわざと大げさに驚くことで“凄い自分、賢い自分”を満喫させてあげることができるのです。
⑤自分が後から帰ってきてもうやってあったら、「えー!?凄い!そうなの!?偉いね!!」と褒める。「やってあったのに」と怒ってきたら「ごめんごめん!すごいなぁ!」と素直に謝って、そして心から感心する。
まだのとき➡グズグズして動かなかったら、「さ!やるよ!」と寄っていって、「やりまーす!」と一緒にランドセルのところにいきます。
これを楽しくできるかどうかで勝負が決まります。
うまくいっていると子どもはニシャッとします。とっても嬉しそうな顔になります。
嬉しそうなのにわざとふくれたフリをします。
連れていくとき、もたれてくると思いますが、そのときはブルブルしたり、体をゆすってやったりしてふざけてあげて下さい。楽しい気持ちで勉強に突入すると勉強への印象は良くなります。
「偉いねぇ。〇くんは賢い!天才!!」と大げさにヨイショして、「どれどれどれかな??」と言葉で誘導しながら、宿題を探させて、「お、お、お!これかぁ!よしやるぞ!!」と発掘したかのようにテンションを上げて、机に広げます。
間違っていても、絶対に干渉せずにニコニコ顔でそばについていてください。
「終わったー!」と言えば、「偉ーい!」とメチャクチャ、褒めてあげて下さい。
チェックはしません。
宿題くらいで学力に影響は出ません。
なにより、まず“やる”という行動までを定着させることが最優先です。
でも明らかに間違っていることがわかっているなら、褒めてから「ママさんちぇーっく!!」とユーモアたっぷりにチェックに入って「ビビビビ」とアンテナが反応したかのような声を出して、ロボット声で、「ココ,ココ、ココ」と教えて下さい。
それだけです。あとは「エー!?」と言いながらも子どもは自分でやります。
もしも、「わからんも~ん」と言い出したら、楽しく気分をあげるように付き合ってあげて下さい。付き合う余裕がないなら、「そっかぁ、じゃあ、どうする?」と優しく言ってください。
子どもが黙っていたら、「じゃあ、ママ用事して20分後に戻ってくるからそのとき教えてね!」と言って立ち去ってください。
ちゃんと終わらせたら、ものすごく褒めますし、意地になってやらなかったらその繰り返しで、あとはこどもの出方を待ちましょう。
もしも、遊び始めたら、「片付けてくださーい」とゆったり言って片付けさせて終わりです。
宿題で喧嘩するのは不毛です。
こんな感じで続けていけば、いつのまにか、自分で宿題をするようになります。
“自分でするようになる”には、いかに忍耐強く続けれるかということと、どれだけ大げさに喜んで褒めてあげられるかです。
子どもによって多少のアレンジはありますが、この方法の応用で、どの子も宿題をちゃんとやる子になっていきます。
宿題にも、やればできる宿題とやりたくてもできない宿題があります。
能力的にその宿題が難しい場合は、“宿題をさせる”ことに一生懸命になるよりも、その子がやりたくてもできない内容をどう克服するか、あるいは、ほかの内容で代替えさせてもらえないかなどを考える、もしくは先生に相談することを検討することが大事だと思います。

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