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第74回 スマホやゲーム

スマホやゲームはどんなふうに与えていますか?

ポータブルゲームやスマホはそのメリットを考えても、やはり持たせるリスクが高すぎるように私は思っています。
「みんな持ってる」という子への“可哀想”を考えたとしても、それでも持たせないほうがいいと思います。
幼い子に持たせることはコミュニケーション能力、学力、極端に言えば未来や人生に大きな影響が出てきます。その問題をひしひしと感じるのは与えている「今」ではなく、大きくなってからようやくみえてきて後悔します。
スマホも同じですが、ネット関連で、人間関係のトラブルを招く危険もとても高いです。
いったん、持たせてから規制をするというよりも、「持たせない」ことを私はお勧めさせていただいています。
1・ポータブルゲームはもたさない
2.テレビゲームはルールなどを決めてOK

ポータブルゲームをさせてあげたい場合の妥協案としては

1・親が管理して、ゲームをするときだけ貸し、ゲームが終わったら返してもらう。
〇子どもに渡しっぱなしにしない。
〇最初から制限をしない。
こどもがどの程度自分で考えるか様子を見て、少し信じて待って、こどもの責任感や自制心を育てたいですね。
ですが、“信じて”ですが、“裏切られた”と感じ、子どもにそれを言うのは無しです。
“信じる”はママ側の期待。その期待に応えるかどうかは子どもの気持ち次第です。
ガッカリはわかりますが、“信じていたのに”と期待を押し付けることは、少々、乱暴です。

①こどもの度が過ぎるなと判断したときに少し注意する。
②また度を越したとき、二度目の注意をする
③それでも自制心がきかなかったときは「次、〇〇だったらルールを作るからね?」とお話しをしておく。
④子供が自分自身で頑張れなかったら必要な分だけ、期限を決めてルールを決める。
「〇月〇日までこういうルールで行くよ」とお話しをして、紙に書いておく。
⑤ちゃんとルールが守れたら、またルールや制限なしでこどもを信頼して、こどもに任せて様子を見る
⑥ルールが守れなかったら、前より長いルールの期間を設定してルールを決める
⑦繰り返しの失敗が三回続いたら、「次、また同じだったら、いったん預かるからね」とお話しをしておく。
⑧前回、お話しをしたにもかかわらず、自分で頑張れなくて、ルールを決めなくてはならないことが4回目になったら、「いったん、〇月〇日までお預かりするね」といって、
ゲームができない期間を設定する・・・

こんな感じでゲームについての方針を考えて見られてはと思います。

スマホについてですが、持たせないが基本です。私が見てきて、スマホトラブルは一番、ママを悩ませ、学習面、友人関係、親子関係、生活リズムなど、さまざまなところで影響を及ぼします。そして、そのトラブル解決に苦労するのが、スマホです。
いったん、もたせて、“やっぱり持たせない”と方針を変えることが一筋縄ではいかないのもスマホです。
子どもにとってスマホは生活のすべてとなるほど大きくなっています。
一旦、持たせてもらったスマホを制限するだけで、「飛び降りる」「学校行かない」などの脅迫をしかけてきます。そのスマホを取り上げるとなったとき、どういうことになるか想像してみて下さい。スマホは子どもの人格を簡単に変えてしまう機械でもあります。
刺激が子どもの未熟な脳には強すぎるのと、ストレスからの逃避先になってしまうということ、そして、中毒性があるということです。
スマホのアプリやゲームは、能力の高い技術者がいかに魅力的で人を離さない作品を作るかを競い合っています。有能な技術者たちが何億という大金をかけて、“依存させる力が強ければ強いほど評価が上がる、人を依存させるための作品”を作っているのですから、子どもがおかしくなるほどに夢中になっても普通なんです。
「隣の子どもが自制できてなぜあなたは自制できないの!?」も酷です。
親がルールをしっかり作ることは重要ですがそれ以前に子どもの持って生まれた依存性の強さというのがあります。
この“依存性”は生育歴もないとはいえませんが持って生まれた性質による、脳の影響力が圧倒的に大きいのです。遺伝子レベルの脳の性質にまだ心身ともに発達過程の子どもの意思の強さだけで逆らうのは、とても無理があることだと思います。
②1・必要なら、〇時から〇時までラインなどを開封してもいいなどの時間を決め、親が必要な時だけ見ている前で貸してあげて、親のラインなどから送信させる。
こどものプライバシーの問題はありますが親にみられて困るような会話がSNS上に残るリスクのほうが高いです。
やりとりしている相手も先方の親にみられてはまずいと思う内容は送信できないとなれば
こどもが傷付くようなことや子どもにとって不利益になる、不安になるようなことを避けやすいです。
仮にこどもにとって得することを得られないとしてもなにより、トラブル回避のほうが優先だと私は思っています。
2・それでも必要でしたら、こどものスマホをポータブルゲームと同様、管理する。
ロックをしてあればプライバシーは守れます。
3・スマホは持たせるがネットはつながない。
4・スマホは持たせるがネットはつながず、家でのWi-Fi環境のみ使えるようにする。
5・朝〇時から夜〇時までなどといった時間を決め、それ以外は預かる。
子どもが24時間、友達とつながっているという状態から解放されることができます。
家と言うのは心の安全基地です。
めいいっぱい、楽しんでいたとしてもやはり友達などの人間関係で精神的に気を遣い、疲れます。ラインでいつも連絡を取り合えるとなれば依存関係に陥りやすく、返信に追われます。子どもの世界で返信が数十分内だけで大ことだったりします。既読無視なんてありえないことで既読無視じゃないのに、開きっぱなしだったから勝手に既読がついてしまっていて、翌日からいじめに発展したなんてことが結構あります。
信じられない方も多くいらっしゃるでしょうが、大人の世界でも結構ご相談が多くあることです。
人間関係から解放され、ほっとできる環境が本来、心の安全基地である家なのに、
いまの時代の人たちは24時間、人間関係から完全に開放される時間を持てずにいます。
子ども自身も相手が既読無視、あるいは自分ルールで携帯を手離していたとしても、返信がないと不安で眠れなくなります。
でも「親に管理されているから見れなくてさ」と親を悪者にして言い訳できれば楽です。
ラインが親に管理されていると聞けば、“やばい”ことに警戒します。
付き合いを断りたいときも親のせいにできれば角が立ちにくいです。

ストレスフリーというのはまた問題であり、ストレスという負荷を上手に適切な分だけかけるのは、こどもの精神力や社会性を育てるのには大事だと思いますが、不必要なストレスからは上手にこどもを守ってあげたいですね。

6・完全にスマホを持たせるというならポータブルゲームを参考に。

私は学力のことなども含め、総合的に考えるとパソコンも同様、メリットは多いとしても、
やはり、スマホ、パソコンはできれば大学生からをお勧めいたします。

ネットは自分が必要な情報、欲しがっている情報に関連した、偏った情報がメインです。
でも図書館や本屋さんに行けば、自分が目的のところに行くまでに、自分が欲していない情報、タイトルなどが目に勝手に入ってきて、手に取る、意識下に残る、などのチャンスがあちらこちらに転がっているのです。興味のない事でも勝手に情報として、選択肢として、入ってきます。これは本当に素晴らしいことでこどもの視野を広げます。
スマホやパソコンが自由に使えるとなると、先に検索してしまって、本屋さんなどに行く機会が絶対に減ってしまうのは確実だと思います。情報も尽きることはありません。さらにスマホやパソコンは勝手に個人が検索したワードから関連性の強いものを宣伝として自動に引っ張ってくる機能ももれなくついてきます。そこから、思わぬところにたどり着いてしまう危険があるのです。

◎テレビゲームは限度を超えなければOKの理由について

リビングでするテレビゲームももちろん、ルールはいります。その大前提において、同じ部屋で同じゲームをしていたとしても、小さな画面をそれぞれが個別で熱心に見て遊ぶポータブルゲームと違って、プレーステーションやウイイなどはみんなで同じものを見て一緒の部屋にいる人も見て、ともに騒ぐ、会話をする、顔を見合わせるなど共有し、コミュニケーションがあるからです。その点の遊びについてはテレビと同じ楽しみ方ができます。
スマホなどと図書館の違いと同様、YouTubeとテレビの違いなどもあります。
YouTubeはスマホやパソコンと同じでテレビは図書館や本屋さんと同じという感じです。テレビはチャンネルを変えずにほっておくと勝手にニュースなどがアニメの間に流れます。メリットが多くても大きなリスクを背負うなら、リスクを避けることを重視して。その惜しまれるメリットは、子どもがまだこどもであるうちは、他で補えるように考えられるといいですね。

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