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第81回  お疲れ会は結果を見る前に

子どもが頑張るシーンはいろいろありますね!マラソン大会や運動会、試合、試験、受験・・さまざまです。学校行事での楽しいこと、例えば、遠足や文化祭も子どもはめいいっぱい頑張ってきています。学習にスポーツはもちろん、イベントに参加することは人間関係がより、密に濃くなり、結構、気を使ったり、緊張したりするものですし、それを言えば、毎日の学校生活においても、ストレスはありますから、「お疲れさま!」の言葉は日ごろから些細なことでも日常生活の当たり前の毎日の中でも声をかけてねぎらってあげたいものですね。

さて、何かに挑むときに、「参加することに意義がある」「頑張る過程に意味がある」とよく言われたりしますが、いえいえ、やはり結果を出すことは重要です。

その明暗によって、人生の方向が左右されます。

ですから、「頑張ることに意義がある」などの言葉は極力言わないようにできるといいですね。でも、『お疲れさま会』は結果が出る前に。

結果は結果で受けとめねばなりませんが、とりあえず、“一仕事終えた”ことをねぎらいます。

結果が出てからだと何かと難しくなります。

もしも結果が悪かったとしたら、

①余計な一言をいわなくてはならなくなる(言ってしまう)

「結果がすべてではないし」などをつい口走らなくてはならなくなります。子どもにとっては、親が怒ってないという安心感を感じることができるメリットがありますが、結果を出すために頑張ったのだから複雑な気持ちと、これまでの関係性次第では八つ当たりでもある、“なにいってるんだ!頑張れ頑張れと押し付けてきたくせに!”などの反発心を持つこともあります。そして、「結果がすべてではない」を親が繰り返していることで、無意識の中で“結果”を求めなくなります。それがエスカレートすると、“結果は出せないけど頑張る自分”という思い込みから、自己暗示が入ってしまいます。

②『ねぎらうための会』が、『慰めるための会』になってしまう。

互いが気を遣いあい、疲れる会となってしまいます。

もしくは親も子も残念だった気持ちが怒りに転換してしまい、親は「こうすればよかったのに」「だからいったのに」などの言葉が出てしまうかもしれません。

子どもは子どもで、より悲観的になって、甘えから自分では言いたくないようなこと、「自分なんてどうせ・・」「申し訳ない、こんな自分のために・・」などの自己卑下の言葉を連発してしまい、引っ込みがつかなくなることもあります。

〇お疲れさま会はどのように開くか

頑張っても頑張らなくても、「一仕事終えたことを素直に認める」というスタンスが重要です。「おつかれさま!よくがんばったね!」「おつかれさま!やっとおわったね!」「おつかれさま!とりあえずひと段落だね!」などです。そして楽しく過ごすだけです。

〇気をつけること

①ご褒美は褒め言葉とねぎらいの言葉だけで。「〇〇できたら〇〇買ってあげる」と言ったご褒美制は子どもが持つ、内発的なやる気を阻害するようになります。

②「結果が出るといいね!」「どうだろうね?」「自分での手ごたえは?」などの結果を気にするような発言は避ける。まるで親の不安を子どもに押し付けているようです。手ごたえを言いたければ子どもが自分で言います。

③「もしも合格していたら、おばあちゃんに報告しなきゃね!」「もしも結果が良かったらお祝いしようね!」「もしもダメだったら次どうする?」など、結果がわからないのに、もしもの話はしない

結果が出たら、そのときにはじめて、その後の話をしたり、お祝い会のプランを立てたりしたらいいのです。

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