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第90回 できるだけ一緒の時間を過ごす

◎できるだけ一緒の時間を過ごす

遠距離恋愛が続きにくい理由は何でしょう?会える回数が少なく、一緒にいられる時間が短いからですよね。親子の関係も遠距離ではないにしても、似たところがあります。

一緒にいる時間が少ないと、子どもの心と親子関係に影響が出やすくなります。

子どもにとって、ママという存在は、この世に生まれたときからの第一義的なもの。

ママと一緒にいられる時間が少ないと心が不安定になってしまいます。

〇心が不安定になる理由

1・寂しい

不安になったとき、心細いときにいつでもそばにいけると思うと安心感が持てます。

でも、話したいときに話せない状況ばかりが続くと、孤独を感じて、まるで世界に一人ぼっちに取り残されたような、悲観的な思いにとらわれるようになります。そして、“どうして自分ばっかり不幸なんだ・・”と卑屈になりやすく、他人をうらやむようになります。

また、“一緒にいてもらえない自分”に存在価値を感じられなくなります。

2・信用ができなくなる

一緒にいる時間が少ないと、表情がみえません。すると、いくらメールや電話で連絡を取り合っていても、ママが何を考えているのかわからなくなります。すると、猜疑心が強くなり、言葉の裏をかいたり、疑い深くなってしまいます。言葉をそのまま素直に受け止められずに自分との時間を作ろうとしていないように思い込み、不信感から、“どうせ、自分なんて邪魔なんだろう”“きっと子どもよりも仕事のほうが大事なんだ”と心が拗ねてしまって、ママの自分への愛情を信じられなくなります。

3・期待が高くなる

一緒にいられる時間が少ないと一緒にいられる時間が貴重なものとなります。また、“ママ”という存在が理想化され、どんどん膨らんでしまいます。すると、子どもは“せっかく一緒にいるのにどうしてそういうこと言うの?!”“どうしてそういう態度をとるの?!”と自分への言動に対する、ママへの理想と期待が高くなりがちになります。自分への愛情表現の要求が強くなり、それに応えられない、あるいは応えようとしないママに対して怒りをもつようになります。

4・コミュニケーションがとりづらくなる

日頃、会話が少なく、表情も見えないために、親子でありながら、お互いのことがよくわからずに、相手の気持ちを探りながらのコミュニケーションとなるために、子どもが大きくなるにつれ、ギクシャクし始めます。また、互いの反応の予測がつきにくく、軽い気持ちでの言動がアダとなり、こじれてしまうことが出てきます。

5・親密さが薄くなる

一緒にいると、相手がどんなときにどんな行動をして、どんなことを考えているのかなどが言葉に出さなくても自然とわかるようになってきますし、わかってもらえているだろうという安心感と信頼が生まれるものですが、その空気感がないために、信頼が築けず、親子関係のきずなが希薄になります。

愛情関係は一緒にいてくれること、自分のために時間を割いてくれる時間が多いほどに“愛”を感じ、“愛されている”という満足度が高まります。それと同時に親密さを獲得します。

いくら言葉で「大事だよ、大切だよ」と繰り返されても、どこかで“口先ばっかり”という疑いの気持ちを持つものです。また、親の事情を理解していたとしても、やっぱり寂しくて、いろんな誘惑に負けやすくなります。いつも一緒にいてくれる友達や異性、大人に依存してしまって、“付き合い”の名のもとに、好ましくない行動でも、見捨てられたくない思いから、断れなくなってしまいます。またしがみついて、気を引くために自己犠牲的な行動までしてしまうこともあります。この行動は大人になっても、繰り返すようになることがほとんどです。また、一緒にいてくれない親の気をひくために自虐的、自己破滅的な行動を繰り返すようになります。怒られても、自分の身が傷付くことになっても、問題を起こせば、親は仕事であっても、自分に注目してくれ、自分のために悩み続けてくれるからです。

自分にはもともと価値を感じられていませんから、「自分を大事にしなさい」と諭されても響きません。しかし、自己破壊的なことをしたときだけは、つかのまの自己存在価値の幸せと“自分はまだ存在していていいんだ”と言う安心感を得られます。なぜならば親が血相を変えて、自分のもとに駆けつけてくれるからです。

〇一緒にいる努力と一緒にいられないときの努力を惜しまない

1・お金や裕福さよりも時間の貴重さを優先する

年に1回の旅行に行くために働くのであれば、家の中で手作りホテルやテントを張るなどの工夫することで旅行の代わりにして、少し、働く時間を減らして子どもと一緒に過ごす時間を作ります。掃除の時間を減らすなど家事を手抜きしつつ、子どもにも手伝ってもらって余った時間を子どもの希望の時間として付き合ってください。手作りご飯の回数を減らして、出来合いご飯にすることで、ママ自身のストレスを少しでも軽減し、子どもとの時間を楽しく過ごせるといいですね!

2・愛情表現を全身でする。

言葉だけでは補えないとしても、ないより断然、マシです。一緒にいるときに「大好きだよ」「大事な子だよ」「かけがえがないママの子どもだよ」「一緒にいたいよ」と素直に言葉に出して、面と向かって伝えてください。スマホを忘れ、やることを忘れ、愛しさから、目で追い、優しい笑顔で表現をすることがとても大事です。子どもの持ち物や落書きしたもの、子どもの作品のすべてをひとつひとつ丁寧に扱い、大事にすることで、「あなたには価値がある」という非言語的メッセージを発信してください。

3・連絡をできる限りマメにする

毎日のことであっても子どもは毎日、寂しい。何か困りごとを作っては電話をかけてきたり、メールやラインをしてきたりするものだが、それをしなくていいように、先回りをして、連絡を入れて下さい。困らないようにしてあげるためではありません。困ったら自分で考える重要な経験ですからそれは心配する必要はありません。困ったとしてなんにもたいしたことがないことばかりです。困りごとや心配をするのではなく、「おかえり!」「〇時には帰るからね!」「ママは今、〇〇にいるからねぇ」「早く〇ちゃんの顔が見たいな!まっててね!」「帰ったらお話し聞かせてね!」「一緒に夕飯を作ろうね!」などを自分から「あなたのことをいつも気にかけている」のメッセージを伝える術として連絡をすることを大切にします。子どもからの連絡に応答をするのでは子どもの片思いになってしまいます。恋人同士に例えると「好き?」と聞かなければ「好きだよ」と言ってもらえないと不満を感じるのと同じ原理です。「大丈夫?」「体調悪くない?」「何か嫌なことはなかった?」「困っていることはない?」「宿題しておこうね!」「お手伝いしておいてね!」などはNG。子どもそ存在そのものを必要としている表現をして下さい。「~しておいてね」はNO!「一緒に~しようね!」は◎です。

4・一緒にいられるときはたくさん一緒に遊ぶ

人は価値観に寄り添ってくれる人に好感と信頼を寄せます。

子どもにとって一番大事なのは、好きなことをすること、そのほとんどは、遊び。

子どもに遊びよりも大好きな、好きなことがあるなら、それを一緒に共有して楽しみます。

子どもは遊びを一緒に、同じようなテンションで楽しんでくれる人の事を信頼します。

すると、子どもの心の中にママの愛情貯金が溜まりますから、一緒にいてあげられないときの心の支えになります。ですが、一緒にいられないときにどんどん、その貯金は減っていきますから、できるだけ早くまた貯金してあげて下さい。そしてその思い出は一生、子どもの人生を支え続けます。

5・マメに手紙を書く

時間がズレてすれ違になるときは、要件ではなく、愛情の手紙をかいて置いていってあげて下さい。「行ってくるね!〇君が今日も楽しく過ごせますように!ママより(*^^*)」なんて自筆で書いてくれてあるだけで嬉しいものです。わかるようなことでも「冷蔵庫にプリンありまーす!」等でも楽しいです。プリンにメモが張り付けて合っても嬉しいものです。

関係性ができていたら「このプリンを食べたら、あなたはお風呂掃除をしたくな~る~」などとふざけて書くこともできます。お手伝いをさせるためではありません。やりとりを楽しみます。ノリのいい子はやり返してきます。「プリンを食べられたら、またプリンを買いたくな~る~」など書かれていたりしますのでそれには「ひえええ~」などと書いて、もっと大きなbigプリンを翌日に入れて置いてあげて下さい。昔であれば、ラジカセなどの録音を使いました。録音再生機能の電子機器を使って「ボタンを押す」の置手紙を置いて、子どもに再生ボタンを押させるような仕掛けにして、ママの替え歌が入っていても楽しいです。

一緒にいる時間が少ないときは、一緒にいられない時間をいかにママと目に見えない共有をして楽しめるかが勝負です。

✖「〇才にもなったら一人でも大丈夫でしょ」 〇「〇君と一緒に過ごすと楽しいな!」

時間をもらえない害

一緒にいてもらえないと、「愛情の価値」が上がる

自分が人に一緒にいてもらうことの価値が上がる

自分の価値が低い となる➡人に依存しやすくなる 見捨てられるような不安を感じやすくなる

「あなたは大切な存在」と伝えていても

一緒にいてもらえないとやはり寂しい

時間はお金と同じような性質があ

自分にお金をケチられると  相手にとっての自分の価値が低いと無意識で感じ

余談※しかし!時間をお金で補おうとするとそれはまた新たな問題が起こるので要注意!!

 〇 お金も適度に適切に与える

〇 ご飯をお腹いっぱいに食べさせて、おなかを満たしてあげ

〇 できるかぎりの時間を注ぐ

これら三つは

人間が本能的に自己存在価値の刺激を得やすいものなのです。

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