ブログ

Blog

第105回  できたときに褒める、の効果

“できたときに褒める”の効果を、できたとき以外は褒めてはいけないという意味ではないことをしっかり理解しておいていただいたうえで、お話しさせていただきたいと思います。

“できたときに褒める”の大きな2つの効果は、

①何をすればいいか行動の正解がわかる

②「できた!」を共有できて喜び倍増、2倍以上の嬉しさになる!

です。やってはいけないことは注意という方法で比較的教えやすいのです。しかし、日常生活の中で、いろいろなシーンで、何をすれば正解なのかはいちいち教えにくいですし、子どももなかなか覚えられません。そんな時に便利なのが褒めるです。何かできたとき、ドラマの演出の効果音のように、テンションをハイにして褒めます。それは「ジャジャジャジャーン!大正解!!」と言っていることと同じです。子どもは、「そうか、こうすればいいんだ!」とその行動が正解でその上、その行動をすれば確実に褒められるということを学習します。そして、「きゃー!すごいねぇ!?」などと興奮し驚いて褒められると、そのときの達成感や成功体験はさらに、キラキラ輝くトッピングをまとい、より、“すごく気持ちいい快感”として心と脳に刻まれ、また次のやる気を促進させます。

【具体例】

✖「まぁ、できて、よかったんじゃない?」(言葉は褒めていても、雰囲気でそうでないことがわかる)

○「うわぁ!できたね!?すごいよ~!!」(親の雰囲気から、これが正解だと感じられる)

【ポイント】

 褒めるという行為は、その行動は適切であるということを教えていくうえでとても便利な技です。一つ一つ、「それいいよ」「それまたやってね」と言わなくてもまたやってくれるようになります。それに、「それまたやってね」は何だか指示的であまりうれしくありません。またやってくれるかもしれませんが、『やれと言われたからやった』という感じになります。正しい行動を、自分でやろうと思ってやれる。そしてまたそれを褒められる。次第に、褒められなくても自分でその行為をしていることを素晴らしいと思えるようになる。このようにして、自信も育っていきます。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ