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第106回  先回りのお世話ではなく、先回りの褒め言葉

プラスの言葉

人生を強くたくましく、そして自分は幸せだと感じられる人生を歩んでほしいと願うなら、「先回りのお世話ではなく、先回りの褒め言葉」です。では、先回りのお世話っていったい何でしょう?「これ持っていきなさい」「あれしなさい」「これした?」「あれもった?これもった?」「こうするのよ、あーするのよ」先に口を出したり手を出したり、失敗をしないようにした方が楽ですが先回りのお世話は自立を妨げ、“人にお世話してもらわないと何にもできない自分”という筋書きを身に着けてしまいます。すると、「自分はいつもうまくいかない。」「自分はどうしてこうも周りに恵まれないんだろう」と思う人生を歩むようになります。

本当に子供の未来を考えるなら、「〇〇ちゃんは偉いね」「すごいね!頑張ってるね!」と普段に、

先回りしていつも褒めること。いいことをした瞬間、「よくできたね!すごいね!」って間髪入れずに褒めることは基本、ですが、何かをさせるために、「〇〇くんはちゃんとできるよね、かしこいもんね」と、その直前に褒めると操作的でなんだか嬉しくありませんから、何にもしていないときにしっかり褒めておきます。

幼い子の例 

お散歩中に「〇〇くんはお利口さん、大事な大事な男の子~♪」と歌う

大きい子の例 おやつを食べているときなど何でもないときに優しく微笑み見つめ、「〇君はいいこだよねぇ、ほんっとにママの宝物だよ」としみじみ言う。

どちらでも、意味もなく、手紙を書き、机の上に置いておく「いつもありがとう!大好きだよ!ママより」「いつも頑張ってて凄いね!身体、大事にしてね!健康一番!!ママより」

いいところを全部、拾います。すると、子どもは自分をできる人間だと自信を持って、そのキャラ通りの振る舞いをするようになります。たっぷりの愛情は心の中の容器を大きくします。「自分は愛されている」「この世に必要な人間だ」「人を幸せにできる力を持っている」と心に貯蓄されていきます。そしてそれは、人に対しての大きな寛容さを持つことができます。先回りの褒め言葉、「いつも自分でちゃんと考えて行動できて偉いね。」「すごいね」「よく頑張ってるね」を口癖にしましょう。子どもの心の中に、自己生産能力のあるエネルギータンクを育てるには、毎日、どんなときも、笑顔を向け、愛しい目でみつめます。

子どもの冒険やチャレンジには、安全にしっかり配慮はしなければいけませんが、先回りのネガティブな言葉は封印します。「大丈夫?」「本当にできる?」「あなたはいつも肝心なときに失敗するんだから、失敗しないようにね」「怖くても緊張しないで、リラックスして」という、子どもに不安をイメージさせるようなセリフはグッと我慢して、先回りの言葉を実践します。「そう!立派だね!」「チャレンジしようと思うなんてすごい!」「いってらっしゃい!」と言葉にし、まずは、結果が出る前にこどもの勇気を讃え、尊敬している表情で、先回りの褒め言葉を表現してください。先回りのお世話は人生に不安を抱かせます。社会に出る練習をさせてあげないまま、体だけを大人にし、心は子どものままで社会へ送り出すことになってしまいます。人生へのイメージを良いものに魅せるためには、“自分はできる”という勇気を応援するためのエネルギーを注ぐこと。それが先回りの褒め言葉。「私はいつも周りに恵まれている」「人生は楽しい」そう思える生き方を子どもにしてもらえたら、どんなに幸せでしょう。「生きていて心地いい」と感じる人生を歩ませられるのは、親がどれだけ手を出したいのを我慢して、見守り、言葉と微笑みで支えるか、「あなたが大事」「あなたが大好き」のメッセージを先回りの褒め言葉で子どもの進む道へ投入しましょう。

 例 雨が降りそうで心配。傘を持たせるか、せめて、持っていくように言いたい。

「あれ持った?」「これした?」と先回りして、「できてないはず」を前提に声をかけない。

できてないようならそれに気づくように工夫する。

①「傘持った?」「雨降るかもしれないから傘持っていこうね」ではなく、「お天気どう?」「天気予報で昼から雨だって」というか、ママ自身が独り言で、「わー、仕事の帰り振られそうだから傘持っていこ!!っと」などと言います。

②自分で傘を手にとったら、「あら!?すご!!」です。「自分で考え、自分で行動させる」です。

✖「ほらほら、これ、忘れてるよ!」 〇「ん~、ママ、なんか忘れている気が・・」

応用編

例 いつもちゃんとしている子。いい子すぎて可哀想な気がする。子供らしさに欠けている気がして心配。

①ママに迷惑をかけない子。

あとで片付けようとしているのがわかっていても「あーあー、こんなとこに散らかしてー」と嬉しそうにニコニコしながら片付けてあげる。“先回りのお世話と甘やかし”をする。

②きちんきちんとなんでも自分でする子。

わざと、「のんびりさんだなぁ。いいと思うよ、そのマイペース」と笑い、ちゃかし、楽しげに、“きちんとする前に”先回りして、子どもとは反対のキャラを言う。

③人に頼らず何でも自分でするしっかり者の子。

「(習い事や学校)送っていくね!」「ママがしてあげる!してあげる!」

と先回りのお世話と甘やかし。

④倹約家でおねだりを決してしてこない子。

「買っちゃう!買っちゃう!」とおねだりしてこなくても、特に必要でなく、ぜいたく品であってもちょっと無理してでも財布のひもを緩め、ママのほうから買い与える甘やかし。

子育てに必要なのは『先回りのお世話ではなく先回りの褒め言葉』ですが、

子どもが『いい子』の度を越え、自分に『頑張りすぎ』ているようなら、

ママから、 『先回りのお世話と甘える許可』を始動してあげてください。

もしも、子どもが困惑するようなら、「甘えることも親孝行だよ」と小さな声で優しく微笑んであげて下さい。

※もちろん、さじ加減は大事です。子どもの緊張感が緩んできて、“ちょうどいいくらい”になるまえくらいに、だんだんとママの姿勢を元に戻していってください。

✖「そんなに頑張らなくていいんだよ」〇「抜くとき抜くね~要領いいんだから!笑」

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