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第110回  自分に許可を出そう

「あれができなくて・・これができなくて・・」「わかっているのに・・」「こんな私では・・」などと、自分を責めていませんか?苦しいときは、できないことに関して、まずは手離すこと。「今はいい」「とりあえずいい」と自分に許可を出して下さい。苦しいときに頑張ろうとしても、もっと心にブレーキがかかります。「あれをしなくちゃ、これをしなくちゃ」と思う気持ちは、とても立派なこと。真面目な性格だと言うことです。ただ、「まぁ、いいか」と気持ちを切り替えることに無器用なんですね。もしも本当に、自分が思っているような人なら、やらなくちゃいけないことにプレッシャーを感じたり、できない自分に責任を感じたりしません。“できればやったほうがいいこと”にも気が付かないし、意識もむきません。

これまで、子育てに限らず、幼い頃から振り返ると、我慢してきたことや、自分で自分を苦しめてきたこと、無理して頑張ってきたことがあると思います。ということは、あなたには“いいこ貯金”がたまっているはず。そのいい子貯金を今こそ、全部、使っちゃってください。

どんなことで自分を責めてしまっていますか?

いい子貯金のつかい方

①子ども

子育てには、“こうでなくてはいけない”はないですが、“こうであってはならない”はあります。“こうであってはならない”は①暴力②暴言③衣食住を与えない、の三つです。その他は全部、放棄していいと思います。朝起きられなくて子どもを起こせないならそれでいい、朝食が用意できないなら、傷まない菓子パンを机に置いておいてあげたらいい、子どもが学校から言われている持ち物を用意できないならそれでいい、子どもが困るから可哀想と思うなら、子どもから学校の先生に、「ママが今、ご用意できないから、どうしたらいいですか・」と聞くように言うか、ほかのだれかに頼めるなら頼んでください。ほかに何がありますか?素敵なお弁当?ご飯が食べられる環境にあるだけでマシです。子どもにはちゃんとお話しをして、コンビニ弁当やおにぎり、お惣菜をそのまま詰めただけのお弁当で「ごめんね」と可愛く許してもらいます。一緒に遊ぶこと?ぜんぜん、いりません。それはプラスアルファのことです。したければすればいいし、したくなければしなくていいことです。宿題をさせること?必要ありません。子どもは自分がしなければ、学校で怒られてもらってください。先生にママが責められたら、「はい、すみません。いつもありがとうございます」とだけ丁寧に腰を低く言って、右から左へと聞き流してください。思うは自由、どう行動するかで、さらに自分を責める必要はありません。勉強も、“しなくていい”わけではないけれど、“プラスアルファで無理やりさせる”ものではありません。いろんなことをあれこれ考えてしまうかと思いますが、とりあえず、“~しなければ”を全部、手離すつもりで。そして、ゆとりが出たら、できる分だけして、できる日だけして、気が向いたらして・・何に自分を責めてしまっているかはわかりませんが、“3つのしない”さえ、守っていれば、子どもはそこそこ幸せにいられます。とりあえず目指すは“そこそこ”でいいのです。もしも、“3つのしない”も難しいようならば、無理をせずに、体裁や罪悪感、一緒にいたい気持ちをいったん捨てて、人になんとかして預かってもらう努力をして下さい。

預けることや、預けることに伴うリスクよりも、“3つのしない”ができないことによる、子どもと、自分への代償のほうがはるかに後悔することが大きくなります。自分のプライドを捨て、その勇気を持てることだけでも、充分、立派で、温かい、素晴らしいママです。

②掃除

するにこしたことはないけれど、“しない”でいいです。お部屋であろうが、ゴミ屋敷であろうが、死ぬことはありません。そこまでなるほどであるということは、掃除云々以前にママ自身が周囲の人たちに救済されるべき状態だからです。したければしたらいいし、したくないけどしようと思うならすればいい、“するにこしたことはないけど、しなくてもどうってことないこと”です。ママの心のほうが比較にならないほどに大事です。

③洗濯

掃除と同じ。たまって問題なら、誰かにしてもらう、してくれなければ、放っておく。子どもには子ども自身の分だけできるように教えておいてください。“自分の分は自分で”なので子どもに、子ども自身の分までは頼まない。子どもに甘えるのは酷なので、大人に甘えて下さい。ママは自分の分は自分でするか、着たきり雀でいるか、周囲の人にお願いするか、これも死にません。たいしたことない、大丈夫です。

④食事

とにかく空腹を満たせる状態にしてあげられるのなら、コンビニでも、宅配でも何でもいいけれど、それも動きたくなくて難しいときは、子どもにお金を持たせて、自分で買わせてください。困ることは、店員さんに何でも聞くように言えば、子どもはたくましくなります。一人で出かけることが危険ならば、子ども自身に自分でお弁当屋さんに電話をすることを教えてください。余分に頼んでおけば次の日のお弁当になります。

⑤仕事

仕事で融通が利かない、あるいはどうしても仕事を優先したいなどの葛藤があるなどで、そのストレスの矛先が子どもに向くくらいなら、情を切り捨て、割り切ったほうがうんと子どもにとってもママにとってもマシ。衣食住の確保だけは責任感を強く持ち、暴力暴言と家事代行を子どもにしないことだけをポリシーとして、“働く自分”に許可を出して下さい。

⓺家族への接し方

例えば、ご主人につらく当たってしまうなどの場合は、間合いを取ること。物理的な距離をとる、会話の距離をとることです。時間をずらす、会話を短文にする、暴言を吐いてしまいそうな場合は直ちにトイレに行くか、その場を離れる、コンビニへ行く、などです。これで仲良しになれるわけではありませんが、互いに傷つけあうよりはマシ。“改めよう、優しくしよう”と無理をせずにまずは冷却期間を作ってください。改善策を講じるのはそれからです。

〇自分に許可を出すコツ

自分が苦しいときには、とりあえず、それをいい方向に向かわせようと、するのではなく、まずはその問題で、自分がうんと楽ができる、“自分への甘やかし”を考えてみて下さい。そして、その方法を“期限付き”で実践してみて下さい。一か月半ぐらいが一回目の目安です。期限が来たら、また考えて、延長するなり、ほかの“甘やかし”に変更したり、自分にとってのワガママを自分で許可してください。冷静になってこれたとき、それは、自分の甘やかしではなく、“自分への優しさ”だったこと、自分のワガママではなく、“自分にとってそのときは自分に必要なことだったこと”に気づきます。すると、“自分のことも大事にする”ことの大切さを知り、世界の色が変わって見えます。ぜひ、自分に「いいよいいよ、それでいい」とすべての行動に言ってあげて下さい。

✖私はどうしてこんなにダメな人間なんだろう 〇私は賢い、私は可愛い、私は優秀!

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