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第113回  幸せのチャンスを取りこぼさないために

新宿 心理カウンセリング お悩み相談室

「私は幸せになれない」とこぼす人も多くいます。本当に“自分は幸せになりたいのに自分の意思ではどうにもできない”人は、“監禁されている”などの特別な事情がある人です。子どもももちろん、子どものうちは脳の発達も未熟であり、人生経験も浅く、なにかあったときの代替案もなければ、大人の保護がなければ、生活能力ももっていないため、育つ環境を変え、自分の力で幸せになるのは困難です。ですが、そのような特別な事情がないならば、人は自分の人生を幸せにできるものなのです。人によって幸せの基準は違いますから、自分の能力に見合わない栄光を手に入れるのは確かに無理があります。でも、それはそれで、やはり、自分が幸せになろうとしていない表れでもあります。自分でどんどん、幸せのゴールを遠ざけて、永遠に自分で幸せになろうとしていないようです。きっと、心の中に“自分は決して幸せにならない”という信念を持っているのかもしれません。幸せを取りこぼす人は、子育てでもみられます。子どもの行動を変えようとするときは、“どちらが悪い”があってもなくても、親が今までと違う関わり方をしなくては、子どもを変えることができません。それでも、“自分は悪くない。悪くないのにどうして私が変わらなくてはいけないの?”という思いが強く、“理解はできるけど悔しい”として、自分の関わり方は変えようとしません。“言いたいことは、言いたい”として、子どもに自分の気持ちを理解させようと押し付けます。もうちょっと頑張れば、もうちょっと我慢すれば・・子どもは変えられるのに、子どもは変えたいけど自分は変わりたくないので、子どもに変化を起こさせることができず、そして、“自分は可哀想だ”となげきます。あるいは、子どもがちょっと変わってくると、とたんに元の自分のやり方に戻してしまいます。“自分ばっかり楽をして!なぜ私ばっかり!”という子どもへの思いがチクチク言いたくなり、行動に出てきてしまいます。もう少し頑張れば、もう少し我慢すれば、学校復帰や、成績向上など、子どもに求めていたものが手に入ったのに、全部、ぶっちゃかして、今まで努力してきたことを台無しにしてしまいます。そして“やっぱり無駄だった。どうせ無理だったんだ”と絶望します。幸せになれない人には共通点があります。

1・“自分は間違っていない”と思っている

2・「どうせこうなる」と思い込んでいる

3・人を変えよう変えようとして自分は努力をしない

4・攻撃性を抑えられない

5・自分のペースを絶対に譲らない

などです。

これでは、幸せのチャンスがいくらあっても、すべてを不意にしてしまいます。

幸せのかけらを全部、拾いながら、どんどん幸せの雪ダルマになっていくためには、

これらをまず、180度ひっくり返します。うまくいかないときはまず、今までとはまったく反対の行動をとってみるのです。

1・“自分は間違っていない”と思わない

2・「どうせこうなる」と思わない

3・自分が変わる

4・攻撃性を抑える

5・自分のペースを絶対に譲る

いままで、やってきたことを“ちょうどいいくらい”で加減するというのは非常に難しいことです。ですから、これまでしてきたことが100%の力を出してきたとすると、そのエネルギー量をいったん、ゼロにするのです。ならば、力加減がいりません。

そしてこの方法には、周りにも影響力があります。少々、力を抑えたところで周りには気づかれにくいものです。人には先入観というものがあります。ちょっと、対応を変えても、先入観から“全く同じ”に感じられてしまいがちです。

ですが、いったん、ゼロにしてしまえば、それは誰でも気づきます。“なんだ!?なんだ!?”とその不自然さに、何かあったのかと思われるでしょう。そして周りにその不自然さが、自然に馴染んだころから、初めて、少しずつ、“ちょうどいいくらい”の調節をしていきます。だいたい3週間から1か月半後ぐらいが目安です。

1・“自分は間違っていないかもしれないし、間違っているかもしれない”と心をニュートラルにする

2・「そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない」と冷静に考える

3・人を変えたいときにはまず、自分が変わることから始めて、相手を変えるアプローチをする

4・ピシャリというときは、“ここぞ!”というときの、切り札に取っておく 年に1~3枚くらいしかないスペシャルカードのつもりで。

5・自分のペースも大事にするが相手のペースも大事にして譲り合いの精神を持つ

子育てで幸せになるためには、思いやりと柔軟性です。子育ての中で、陰にも陽にも振り切れてしまって偏りが出るとエラーが起きます。“幸せ”を見失ったときは、自分の今の頭の中にある気持ちや考えに対して、「~かもしれないし、~かもしれない」という、二つの考えを持ち、そこに、優しい感情を流し込んで、客観的にみてみると、“幸せ”の掴み方がみえてきます。

✖「なぜ、私が変わらなきゃいけないの!?」〇「やってみよう、変わってみよう」

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