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第114回  パートナーにも知ってほしい愚痴の聴き方

新宿 人間関係 相談 悩み相談室   カウンセリング

辛いときに気持ちを受けとめてもらいたくて話をしているのに、全然、気持ちがわかってもらえなくて、かえって悲しくなったり、イラついたり・・「話さなければよかった!」なんて思うことありますよね。そう思われているパートナーさんのほうはというと、ママの気持ちがママが思っている以上にわかっていなくて、本人なりに精いっぱいやっている人が多いんです。自分なりに伝え方をノートにまとめていて持ってくる方もいらっしゃいますし、カウンセリングを熱心に聞いて、ノートをとられる方も少なくありません。ただただ、話の聴き方がわからないだけのようです。

○パートナーにわかってもらうには

愚痴を言っても、わからない人に、いつまで話していても、延々とわかってもらえる日は来ません。悔しいけれど、気持ちが欲しいけれど、パートナーには“気づき”と“訓練”がいります。

①気づき

愚痴を言うときではなく、仲良くしているときに話を切り出します。「いつも愚痴を聞かせてばかりでごめんね。でも、いつも愚痴を聞いてくれてありがとう。あのね、お願いがあるの。愚痴を聞いてくれるときは、“こうじゃないかな、あーじゃないかな”っていう意見はなしで、思ったことがあっても、ただただ、“うん、うん、そうなんだ・・”って聞いてほしいの。聞いてくれるときには、スマホも全部、やめて、私のほうを見て、真面目にうなづいて、小さい子をよしよしするみたいに、“可哀想だったね、辛かったね、大変だったね、よく頑張ったね”って全部認めて、慰めてほしいの。アドバイスもいらない。そのときは、毎日ストレス溜めながら、ママ友との付き合いや、親戚づきあいしている私を、褒めてほしい。いい?」と謙虚に低姿勢で、“自分がどんなふうにして欲しいか”を具体的に伝えて下さい。

②訓練

教えて、そのときは、いいパートナーは“あ!そうだったんだ!今までは火に油を注いでいるだけだったんだ!!”と気づいて、わかった気になります。ですが、意外と本番になると、わかったつもりでいたのにできません。悪気はないのですが、今までの自分のやり方にどうしてもなってしまって、うまくいかずに余計にママを怒らせてしまいます。「前に言ったのに!!」と・・。パートナーは、頑張りたいのに、不器用なことが多いのです。

ですので、そのときに、カーッ!となるのを我慢します。時間をおいてから、「今日ね、こうやって愚痴を話したでしょ?あのときにね、あなたには、こうやってしてほしかったの。そしてこうやって言って欲しいなって思ってたの。」と自分がして欲しかったことを伝えて下さい。この繰り返しで、パートナーを“上手に愚痴を聞けるひと”に育てていきます。

コツは、お願いするときに、否定や批判を言わずに、“具体的にして欲しい行動を丁寧に伝える”です。

○パートナーがこの本を読むのなら

パートナーさんへ

以下のことをママの愚痴を聞くときに試してみて下さい。

1・決して、否定や非難をしない  ✖「そうかなぁ、そうじゃないんじゃないかな?」

ママの感情をなだめるつもりで「あの人はそんなつもりじゃなかったんじゃないかな?」などと、相手の肩を持つようなことを言ってしまいがちです。一緒になって、相手を悪く言う必要はありません。否定も肯定もせずに、ママの言ったことをまっすぐに受け止めて、○「そうかぁ、それは嫌だったよね。」などとママの言った感情のセリフをそのまま返すように、ママの気持ちを共感します。

2・下手なアドバイスをしない ✖「こうしたらいいんじゃないか?」

良かれと思って、ママに「こうしたら?あーしたら?」と言って、少しでも状況を改善させてあげようとしがちですが、結果的に「上手に立ち回れていない、ママが悪い」と責めているようなものになります。その場にいないとその状況はわからないもので、そんなに簡単なことではないのです。ママはママなりに、パートナーさんが思いつくようなことはやっているはずなので、まずは共感してから、「そうかぁ・・うーん・・それでそのときはどうしたの?」などとママが頑張った行動を聞いてあげて下さい。ママが「うん、だからこうしたんだ」と答えたらそれに対して、ねぎらったり、褒めたり、認めたりしてあげて下さい。

「そうなの?!よく頑張ったね!?凄いよ!」「そうなんだ!?よく思いついたね!?さすがだね!」「立派だなぁ、ママは本当に素敵だよ!」と心から、ママを感心して、尊敬してあげて下さい。

3・日頃から心に栄養をあげる

ママに対して、常に“感心”と“尊敬”の気持ちを忘れないでください。そして、その気持ちを言葉にあふれ出てくるように、全部言葉にして伝えて下さい。「偉いね」「立派だね」「よく頑張ってるね」「ありがとうね」「素敵だよ」「君は素晴らしいね」「ママはすごいよ」ご飯を食べるのと同じくらい自然に、そして重要なことだと認識してください。

ママを木に例えると、子どもたちはリンゴの実。パパは太陽であり、大地であり、自然です。太陽が暖かく照らし、雨が優しく注ぎ、大地がたくさんの栄養を木に送れば、実は艶々まるまると健康に育ちます。木が腐れば、実が傷むのと同じで、ママが心健康で元気で幸せでないと家庭は暗くなり、子どもは幸せになりません。パートナーの役目はママを幸せにすること、そして家族を環境から守ることです。

✖「どうして私の気持ちをわかってくれないの!?」○「私はこんなふうに言って欲しいし、して欲しい」

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