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第120回  子どもに怒りたくなったときの二つの対処法

新宿 子育て 悩み相談 カウンセリング

「子どももこんなガミガミママはいやだろうな・・・」と自分で自分が嫌になりながらも、ガミガミ言うのをやめられなくなっていませんか?

ガミガミ言ってばかりのママにうんざりしている子もいれば、ガミガミ言われてばかりの自分にうんざりしてしまっている子もいます。

子どももママと同じで、またやっちゃったなと自己嫌悪をしています。

相談にくる多くの子が、「怒られるのは自分が悪い。ママが怒らなくて済むようにしてあげたい」と答えます。

ちなみに、子どもたちが言うには、そのときは本当に忘れているんだそうです。「どうして忘れるのよ!?毎日言っているのに!」と責めても、解決しません。

ガミガミママは、こどもを萎縮させてしまうか、開き直らせてしまうか、いずれにせよ、マイナスでしかないのです。

〇ガミガミママは逆効果!?

ガミガミにはものすごく害があります。

ママのほうは、ガミガミ言えば言うほど、自分の声に自分が反応し、どんどん攻撃性が増し、エスカレートしていきます。イライラはなかなか収まらず、お顔のしわが増え、老化が早くなります・・・

子どもは、日々、ガミガミにさらされることによって、嫌な気持ちが増殖するようになり、心を蝕まれ、記憶力低下など、脳の発達にまで影響をきたしてしまいます。

それが行動に現れると、無気力になり、自分で物事を判断することができなくなったり、遅刻や忘れ物をしたり、失敗が極端に増えたりします。

失敗してほしくなくて叱っているのに、全くの逆効果です。

〇日常的なガミガミは自己肯定感すら下げる

怒っている本人も、ガミガミは積み重なり、それがストレスで、ちょっとしたことでもガミガミが発動してしまうこともよくあります。

また、家族の言い争いが絶えなかったり、家族がいつも憂鬱そうにしていると、自分はなぜ生まれてきたんだろう” “自分は生まれてこないほうが良かったんじゃないかと自分の存在意義に疑問を持つようになります。

日常的に怒られたり、安心できない環境にいることが増えた子どもは、 “自分が存在することで、親に迷惑がかかる”“自分はいないほうがいいんだと自分の存在をとみなすようになります。

悪意はなくても、日常的に「うざい」「邪魔」といった言葉や「産むつもりはなかった」「あなたにお金がかかる」などの人格や存在を否定する言葉、また、世話の押し付け合いをされる”“一緒にいる時間を避けられる”“無視をされる”“無関心などは、無条件に子どもにあなたの存在そのものを認めないというメッセージを子どもに向けて送っていることになってしまっています。

それは生きるなと同様の呪いの暗示をかけます。

その結果、過度に、反抗的・自虐的・悲観的などの問題が子どもに起こります。

また、愛情飢餓から、だれかれかまわず、人にベッタリまとわりついて甘え、愛情や安心感を得ようとしたりすることもあります。

ですが、悲しいことに、いつもガミガミ言われてきたこどもは、ガミガミ言われることでしか、自分を見てもらう方法を知らないために、人一倍、愛情に飢えているにもかかわらず、わざと人を怒らせるようなことをして、人の神経を逆撫でし、嫌われやすくなります。

この瞬間、こどもは、無意識に、人の気を引くための行動を演じているのです。

自分では、好かれたい一心での行動なので、なぜ嫌われるのかがわからないまま、『自分は人に好かれない人間なんだ』とどんどん自己肯定感が下がっていきます。

そのような子は大人になっても同じようなことを繰り返してしまい、人生にずっと生きづらさを抱えていきます。

〇怒りたくなった時の2つの対処法

まず1つ目は、イライラせず、冷静に対応できるように、その場を離れましょう。

『何か子どもが悪いことをしそうだ』『なんだかイライラしそうだ』『イライラしてきたけど、ガミガミしたくない!』これらのアクシデントは、突然、襲ってきます。

そんなときはそっと部屋から出て、距離を置き、冷静に、今から何を伝えるのかを考えましょう。

2つ目は『注意する』を『教える』に変えてみましょう。

してはいけない行動を言われても、子どもは“じゃあ、どうすればいいの?”となります。

驚くほど子どもは自分ではどうすればいいのかわからないものです。

なので、注意するのではなく、「こういう時は、こうしようね」と声をかけてみましょう。

この時、声のトーンと表情に気を付けます。

一度、別室で深呼吸をしてから声をかけるといいかもしれません。

当然、養育者にとって怒ることは目的ではなく、良い行動をとってほしいということなのです。

そのためにも、ちょっとした2つのコツを試してみてください。

◎ガミガミママからの脱出方法

叱らない・注意しない➡してはいけない行動を注意するのではなく、どういう行動をすればいいのかのみを伝えるようにする

ママフェードアウト➡悪い行動をしそうになった瞬間、静かに自然にその場から退場する

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