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第122回  イライラしてしまう原因

新宿 カウンセリング 子育て 悩み相談

子育てをしていて、イライラ・ガミガミしてしまう。その原因は子どもと自分の“どちらか”のこともありますし、“どちらともいえない”こともあります。

まずはイライラ・ガミガミの原因を特定して、それぞれの対応をみていきましょう。子育てのシーンでは、次の3つのケースが多くみられます。

①ママが心の栄養不足から、感情のコントロールがきかなくなりすぎている

②子どもが心の栄養不足から、反抗的態度や挑発行為が増えている

③親子の心のやりとりがすれ違ってしまっている

この3つを見ると、子どもか自分のどちらかに問題があるようにも見えますが、実際そのどちらともいえない時もあります。〇①ママの心の栄養不足から、感情のコントロールがきかなくなりすぎている

イライラ・ガミガミを起こしてしまっている最大の原因が、ママの疲労や睡眠不足だったということもあります。家事や育児で忙しいなか、睡眠時間確保は本当に難しいことですが、家事の手抜き、あるいはサボる、あらゆる手を使ってでも、できるだけ休息や睡眠をしっかりとることを意識してもらえたらと思います。

すると、怒りに達するまでの、沸点が高くなり、少し余裕が出てきます。

また、ママの“好かれたい・認められたい・大切にされたい”という気持ちが満たされず、孤独や焦りに追いつめられて、怒りの沸点が低くなってしまっていることも良くあります。

なかには、子どもに対して家事、時間確保などの協力、あるいは、ママの人間関係の橋渡し役をして欲しいのに、うまく協力してもらえなくて、ついその不満の気持ちから、イライラガミガミが増えてしまっているということもありました。

その場合は、ママ自身が自分の心と素直に向き合い、『自分が“誰”に“何を”求めているのか』、を明確にする必要があります。そして、まずはその相手にその感情(気持ち)を素直にそのまま、変化球無しの、素直な言い方で伝えてみてください。

それが難しいなら、原点に返って、伝えたい相手へのアプローチの方法をもう一度見直し、目的達成の作戦を練ることから、考えてみていきたいですね。

“自分の気持ちがはっきりする”ということは“気づき”です。

“気づき”は、「では、なにをしようか」という、“行動”につながります。

“行動”を実践するにはプランがいります。

ここで、自分への問いかけ形式によるプランを練る時のコツを紹介します。

①『自分は今どうしたいの?』 ➡ 「こうしたい・こうなりたい」

②『そのためにはどうしたらいいの?』 ➡ 「こういう行動を起こす」

③『その行動を起こすために必要なことは何?』(いくつでも) ➡ 「調べる?勇気?観察?準備?」

④『目的達成はいつにする?』 ➡ 「〇年〇月〇日」

⑤『そのために、“今できること”は?』 ➡ 「こうこうこうこうこんなこと」

⑥決意 ➡ よし!じゃあ、〇日(今)から、〇日間だけ、とりあえずやり通してみよう!

〇②こどもの心の栄養不足が大きな原因になっていたときには

ママが自分自身を見つめて、自分の心の問題だと、思い当たる節がなく、“あきらかに必要以上に反抗的、あるいは、わざととしか思えないような挑発的な行動”と感じるときは、①こどもと共有する時間の質と量②こどもの学校の人間関係や勉強、スポーツの調子を考えます。

①の場合、仕事などで“ママから自分への関心が薄れている”と感じられていないか、“兄弟よりも自分のほうをもっと見てほしい”という思いが強くなっていないか、いままで“いい子”だったから、安心してしまって愛情表現がおろそかになり、“いい子は損”とこどもが感じてしまっていないかを客観的に考えます。

そして、こどもが持っている思いの払拭と愛情表現の方法を探り、一緒にいる時間の質を上げ、できることなら、できるだけ一緒にいる時間の量を増やしてあげれば、10日~20日前後で確実に手ごたえがでてきます。

②の場合、人間関係で悩んでいるようなら、人間関係を改善する方法を一緒に前向きに考える、勉強やスポーツの不調などによるものなら、一緒に取り組んであげて、こどもの自信喪失を取り戻せるようにサポートしてあげると、努力の成果が少しみえてくるころの数か月後には、元気になることがほとんどです。このような時の子どもと関わるときは、1カ月半~2カ月ぐらいまでは、子どもの苛立ちなどのネガティブな感情に巻き込まれやすいので気をつけて下さい。

〇③心のやりとりがすれ違ってしまったことが最大の原因となっている場合

同居人や、隣近所の人からの干渉などが問題の発端となっていても、環境を変えるのは、ママの気持ちだけではなかなか難しいことがありますが、心のやりとりは、コミュニケーションの仕方を変えることで、変えることができます。

心のやりとりとは、コミュニケーションをする中で、自分と相手の、“言葉では伝えていないメッセージの交換”のことです。

気を付けていたときは優しく接していても、時間の経過とともにいつのまにか、厳しい口調になっていませんか?または、子どもの口調や態度、感情に巻き込まれてしまっていませんか?

イライラ・ガミガミの原因が“どちらのせいでもない”としても、子どもとママの関係性を変えようと思うと、ママが行動を変えていかない限りは、悪化することはあっても、子どもからの良い変化は、まず、期待できません。関係性を良好にしていくためにはママから、アプローチし、関係性に変化を起こさせるしかないのです。

コミュニケーションには5つの法則があります。

〇厳しく、批判的なセリフで話されると元気がなくなり、やる気が起こらなくなります。

〇優しく、肯定的なセリフで話されると元気が出てきて、やる気が起こります。

〇落ち着いた口調で静かに質問されると、冷静になり、考えるスイッチが入ります。

〇明るく、ユーモアを持って話されると、楽しくなり、テンションが上がってきます。

〇謙虚な口調で素直に話されると、リラックスでき、心が解放されてきます。

命にかかわることや他人を傷つけたときでさえ、終始、ふざけていたら信頼関係は築けませんが、そういった特別なとき以外は、自分から話すときも、子どもからの言葉を受けたときも、内容や状況に関わらず、“厳しい口調”と“批判的なセリフ”を極力、避けます。

コミュニケーションをスムーズにいかせたいときは、状況や自分や相手のネガティブな感情に呑まれないようにして、優しく肯定的なセリフか、明るく、ユーモアのあるセリフを選んで話すと、うまくいきます。

〇イライラ・ガミガミを減らすコツ

今の自分をイライラ・ガミガミさせている原因を全て探してみる

休息をとって自分の心を元気にしてから、改善プランを考える

子どもに心の栄養を充電してみる

子どもとの会話で自分の口調や表現を優しくユーモアにしてみる

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