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第123回  人は言い方ひとつで人格とやる気が変わります

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普通に言っただけのつもりなのに、相手が不機嫌になったり、やたら反抗的な態度をみせてきてイラッとすることはありませんか?

ひとそれぞれ、心の癖があって、知らず知らず、その心の癖が声のトーンやリズム、声の大きさや表情に表れます。

すると、同じセリフでも言い方や表情で、こどもに与える印象はずいぶん違ってきます。

『早口』で言えば、きつく聞こえて、反抗心が湧きます。

『ゆっくり』言えば、優しく聞こえて、素直な気持ちになれます。

『抑揚をつけずに』いうと、無関心な感じがして、寂しい気持ちになります。

『リズムをつけて』言えば、おもしろおかしくふざけているように聞こえて、楽しい気持ちになります。

『小さな声で』言うと遠慮されているようで、よそよそしく、なんだか、気を使ってしまいます。

〇 言われた言葉は繰り返し再生される

人はいつもキツイ言い方をされていると、その人の声や雰囲気と、その時感じた“嫌な感情”がセットで心に刻まれていきます。

すると、その人ではない人であっても大きすぎる声で何か言われると、

“いつも通り”怒られている時の感情が呼び出されて、嫌な気分になりますし、褒められたときでさえ、

声のトーンやテンポによっては、その言葉を嫌みや皮肉と捉えてしまいがちになります。

ただの質問や提案であっても、語尾がちょっときついだけで、責められていると感じやすくなります。

誰かが心配してくれてかけられた声でさえ、“嫌な感情”が思い出されて、干渉されているようにしか思えなくなることもあります。

ほかの人と普通に話しても、“いつもと同じ”に聞こえるのは、心に声が録音されているからです。

録音された言葉はその人がいないときにも再生されます。

何をしていても、どんな時でも、心の奥深い無意識の層で、その声は再生され続け心に影響を与えます。

いつも明るい声で話す人と一緒にいる人は、心の中の無意識の層には、太陽が未来を照らしてくれているような感覚が広がっていて、元気いっぱいです。

ここぞというときには“頑張れー!ファイトー!”と応援する声が聞こえます。

きっと困難を乗り越えるとき、なぜか勇気が湧いてきて、挑戦できます。

いつもゆったりとのんびりした口調で話す人と一緒にいる人は、春のあたたかさに包まれているように、不安なときには“大丈夫だよ、あなたならできるよ”と

優しく励ます声が聞こえます。

いつも暗い声で話す人と一緒にいる人の心は、どんより曇り空。何をするにもやる気が起きません。

“どうせ無理。あなたは幸せになれないよ”というためいきが聞こえてきます。

何かにチャレンジできるタイミングで、どうも二の足を踏んでしまうかもしれません。

いつも命令口調で話す人と一緒にいる人の心は、雷雲で覆われ、いつどうなるか、先が見えない危険な状態です。

些細なことにイラつき、反発したくなります。

 「あなたはなぜそうなの?!」と非難する声が無意識の層で響き繰り返されています。

人の声は録音され、本人も気づかないこともありますが、心の中で繰り返し再生されています。

相手は言った本人じゃないのに、目の前の人の声が、その声に聞こえます。

いつも吐き捨てるように言葉を言われていると、人が自分のことを“迷惑に思っている”“嫌っている”と思いこみやすくなります。

自己肯定感が持てなくなったり、依存的になったりということになります。

いつも愛情深い口調で笑顔を向けてもらっていると、歪んだ先入観を持つようなことなく、

人とスムーズなコミュニケーションをとり、適切な関係性を築くことができるようになります。

〇 人の対人関係は親の影響大!?

こどもの話し方や表情にも“親”が再生されることがあります。

生まれた国で、話せるようになる言語や常識が違います。

日本で生まれた子どもは日本語を話しますし、家に入る時靴を脱ぐ国があれば靴を履いたままの国もあります。

人との関わり方も国や地域で違いがあります。

そして、こどもにとっての最初の国は“家庭”ですから、同じように話し方から表情の作り方、

何かを見たり聞いたりした時に出る感情、世間の常識に至るまで、こどもの標準仕様は“親”です。

なので、親との関係が、子どもが築いていく人間関係にも、大きく影響します。

子どもは友達や人に親と同じ言い方をごく自然にするようになるかもしれませんし、

親に言われたときと同じ反応を、友達や人にみせるようになるかもしれません。

子どもにとっては、 “普通”でも、相手にとって、横柄な言い方に聞こえれば、嫌われます。

自分にとって“普通”でも、相手には、優しい話し方に聞こえれば、好感を持たれます。

子どもの“普通”をどんなものにするかで、その子どもの人からのイメージはずいぶん変わってきます。

また、親がいつも命令口調で高圧的に「言われたことに素直に従いなさい」と言っていて、

それに対し、こどもは、“素直に従っておけば怒られなくて済む”と理解していると、

こどもは、理不尽なことを人に命令されたときでも、疑うことなく、そのまま“素直に”従ってしまうかもしれません。

あるいは、いつも反論を許されないことに不満がたまっていると、親以外の人から指示されたことでも、“拒絶反応”が起こりやすくなります。

すぐに口答えをすぐしてしまう子や、口では「はい、・・」と言いながら、「でも・・」と結局、何かしら言い訳をつけて、結局、素直に指示に従わない子になりやすくなります。

親から発信される、言葉(内容と表現)の持つ影響力は絶大で、こどもの人生を変えるくらいの力を持っています。

 子どもの“ここぞというとき”の明暗を分けるのは、親の、普段の言い方の癖と口癖です。

◎言い方の使い分けのコツ

標準装備は、ゆっくりした口調と、優しい高めの声

〇早い口調や低い声、大きな声は“ここぞというとき”のために、とっておく(水戸黄門様の印籠のように

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